【DeadIsland 2】
ジャンル/アクション
メーカー/Deep Silver
期待通りのゾンビアクションゲーム。
北米版ですが日本語字幕に対応！
【DeadIsland 2 Day One Edition】
今回はパッケージ版のDeadIsland 2
Day One Editionを購入しました。
ゲーム自体は国内PS5本体で遊べますが
追加コンテンツを入手するには海外PS Storeの
アカウントが必要なので注意して下さい。
近接武器とスキルカードが手に入ります。
序盤ではかなり役に立つアイテムです。
【難易度が高い】
極端にクリア出来ないと言うレベルではないものの
正直Day One Editionの武器やスキルカードが
無いと序盤でもボス戦だけは難しいと感じました。
(リトライにペナルティーは無い)
何度かやられると攻略方法が分かって来る
ボスも多いですが、とにかく最初は武器を
改造するまで操作するキャラが弱い。（選ぶキャラによる）
雑魚ゾンビ一匹、二匹なら余裕で勝てますが10匹ぐらい
ワラワラ集まって来ると雑魚でも大変です。
ボスも勝ち方が分かれば楽勝ですが
初見では厳しいボスが多い。
海外プレイヤーで低評価を付けてる人は
まず難易度も原因に挙げてるかと思います。
※最初に選択するキャラクターの能力にもよります。
見た目の好みで選ばず能力で選んだ方が良いです。
何故ならストーリーが始まってしまうと一度
選んだキャラ以外は使えず変更が不可能です。
【圧倒的なロケーション】
実在するロケーションを歩けるので雰囲気が良く
ただ移動してるだけでも楽しい。
GTA5のロケーションにもなったビーチも
ゾンビとの戦いの舞台となります。
街にはゾンビが徘徊してますが入れる建物も
多くあり、散策する場所が多いのは好印象。
オープンワールドではなくオープンエリアになった
事により面倒な大移動も無くサクサク行動出来るのも
良かったと思います。
建物の中に入ると今までここで人が生活してたのかと
思える様な生活感を感じ、１つ１つの部屋、風呂、トイレ、
クローゼット、二階、地下、ガレージ等、アイテム探しが
楽しいです。
レア武器や収集物などの重要アイテムもあるので
ゾンビと戦うリスクはありますが散策する価値は
十分にあります。
【オープンエリア】
他のゲームに例えるならラスト オブ アス2が
近いかなと思います。
基本的にマップは自由に動ける物の目的地が分かってる
ので単調に感じますがオープンエリアは広く散策やゾンビ
狩りは凄く楽しいです。
マップは個人的にほどよい広さに感じました。
【ゲームの流れ】
発生したクエストを次々クリアして行く
クリア型アクションゲームです。
１つのクエストをクリアすると次の
クエストが発生しオープンエリアを
移動します。
クエストをクリア
↓
適当に作業台を探し武器を修理＆カスタマイズ、
戦闘の準備を整える。
↓
エリア移動（自由に散策＆任意でサブクエクリア）
↓
クエストをクリア
この流れです。
サブクエストはクリアしてもしなくても大丈夫
ですが散策は絶対にした方が良いです。
レアアイテムやクラフト素材が多く手に入ります。
時間帯は固定で時間帯の変化はない。
クリアすると自動的に夜が明けたり
日が沈んだりします。
夜のクエストもライトを使えば快適に
行えるので安心です。
移動途中にサブクエストも発生するので
クリアするかしないかはプレイヤー次第。
街を移動してると生存者に声を掛けられ
サブクエストも発生します。
また、任意ではありますが行方不明者を
探すクエストなどもあります。
【武器のカスタマイズ】
今回、重要となるのがクラフト要素。
武器の修理はもちろん、武器をアップグレード
する事も出来てゾンビに対して有利に戦う事が
出来る様になります。
攻撃してると武器の耐久性が無くなり
壊れて使えなくなってしまいます。
武器は壊れても修理すれば再度使用可能。
アップグレードする事で属性付けたり
攻撃力が上がります。
クラフト素材もホイホイ手に入るので早い段階で
属性武器などが扱えるのは嬉しい。
修理やアップグレードはマップに転々と置かれた
作業台で行います。
【ゾンビの種類が豊富】
他のゲームでも特殊ゾンビは多いと思いますが、
DeadIsland 2では色々な服、水着、職業服を
着たゾンビに出遭えます。
ホテルへ行けばホテルマンゾンビや
受付嬢ゾンビ、工事現場へ行けば
ヘルメットや安全服を着た作業員ゾンビ、
ランニングお姉さんゾンビ、テレビの
撮影クルーゾンビ、太った水着女性ゾンビ、
ウェディングドレスゾンビ、筋肉ムキムキゾンビ、
他にもまだまだ色々なゾンビが登場します。
もちろん格好だけでは無く毒を吐くゾンビや
大きな音を立てて仲間を呼び出すゾンビも
登場します。
【散策中も注意】
エリア内の雑魚を一掃しても安心は出来ません。
散策してる時にクローゼットや風呂、トイレ、
空き部屋などにゾンビが潜んでる事があります。
また、床に倒れてる人やベンチに座ってる人も
ゾンビの可能性があります。
雑魚ゾンビが居なくても人間の遺体に近付く時は注意。
【どうしてもクリア出来ない時は】
攻略動画を観ても最終的にはプレイヤーの
戦闘技量が必須になるので動画を観ても
個人的にはあまり役に立ちませんでした。
何度も何度もやられて攻略するのに
分かった事があります。
★攻略法★その１
高い場所があれば高所へ登る。
ランナーと特殊ゾンビ以外は高所へ
上がって来れないのでウォーカーと
大型ゾンビを相手にする必要が
なくなります。
グレネードは時間経過で回復するので
グレネードや手裏剣を積極的に使う。
★攻略法★その２
ボス＋無限湧き雑魚は大変苦労すると思います。
序盤のボス戦は雑魚も少なく対応は楽なのですが
中盤からはランナーも含めた大勢の雑魚ゾンビと
戦う事になります。
この場合、投擲武器として「餌」を利用する。
序盤に手に入る餌を投げる事でゾンビが
餌に群がりプレイヤーに近付かなくなる。
時間稼ぎにも便利ですがボス戦では特に
便利です。
雑魚が餌を食べてる間にボスに集中したり
距離を取ったり回復などを行える。
★攻略法★その３
環境、ギミックを利用する。
雑魚が多い場合は爆発物を利用したり、
切れた電線に水を掛けて感電させたり出来る。
また、毒プールに落としたりオイルを撒いて
炎で焼いたりも出来る。
雑魚が多い時に利用すると良いです。
★攻略法★その４
銃はどうしても必要な時以外は使わない。
銃はクリア出来なくなった時の最終手段。
ファークライと比べると銃弾が少なめなので
極力銃は使わずコイツはヤバいと思える
ゾンビに出遭った時にのみ使う事。
★攻略法★その５
救急キットは絶対に作成して置く事。
雑魚を倒す事でドロップする
回復アイテムもありますが、
完全に運なのでクリアしたら必ず
作業台に立ち寄り救急キットを
作って置く事。
★攻略法★その６
ボスは弱点を狙う。
背後や顔を狙う事で一気に体力が減る事があった。
ボスは基本的にグレネードでは体力を減らせ難いので
まずはギミックやグレネードでボスを怯ませてから
攻撃を与えていく必要がある。
雑魚ゾンビや中ボスの場合でもDead Spaceの様な
四肢破壊が可能なので好きな部位を攻撃して戦い易く
出来ます。
中途半端んダメージを受けたゾンビは這い蹲って
寄って来るので注意です。
【気になった所】
・ほぼ死にゲーなのに難易度設定が無い。
・ボス戦でのゾンビ無限湧き。
倒しても倒しても出て来るので
イラッとする時がある。
・キャラクターの回復量に対し敵の
攻撃ダメージが大きい。
・乗り物に乗って移動する事が出来ない。
延期前の開発段階では乗り物があったのに。
・価格が高い。
・フォトモードが欲しかった。
・その謎解き要る？と思える様な微妙な
謎解き要素。 (簡単ですが面倒)
【特に良かった所】
・圧倒的なグラフィックと動作環境。
・操作性が凄く良く、アクション性も高い。
ドロップキックや片脚キック、
パリィやカウンター、溜め攻撃も出来る。
スライディングも出来ますし、
FPSゲームには欲しい要素は一通り揃ってる。
・スキルカードの活用。
・個性溢れる６人のプレイアブルキャラクターと
下ネタ、下品全開のぶっ飛んだNPC達。
・日本語字幕に対応。
・PS5なら読み込みが速い。
・リトライにペナルティーが無い。
・散策がとにかく楽しい。
各マップで入れる建物が多く、
家だけでは無くガレージも
調べたり出来る。
雑魚ゾンビが居なくてもクローゼットなどに
隠れてる時がある。
・武器の種類が多く、操作性が１つ１つ違う。
・武器改造による属性攻撃。
・昼間と夜でマップの雰囲気がガラッと変わる。
・ゾンビの種類（服装や体型違い）が多い。
・DeadSpaceのような四肢破壊攻撃が出来る。
・グロテスク要素がゾンビゲー過去最高の表現と
言っても過言ではない。
【感想】
ゾンビゲー好きなら絶対に買うべきゲーム。
グラフィックの美しさはもちろん、
操作性、アクション性も高く、環境や
スキルカードを利用した自由度の高い
戦い方でゾンビを倒す事が出来る。
DeadIslandは過去2作品もプレイしてますが
その雰囲気を残しつつちゃんと進化してます。
過去作品のリマスター版の欲しいぐらい
DeadIslandシリーズは良作だと思います。
難易度は高めですが攻略するコツや戦い方が
分かると結構 呆気なくクリア出来てしまいます。
他のゲームと比べるとボリュームは少ないですが、
その分ゲーム内容の密度が高いです。
まだ中盤ですがまた何かありましたら
レビューしたいと思います。