「小樽カントリー倶楽部」から「JR小樽駅」まで「タクシー」で

   移動して参りました・・・まだ「二時」だよ、夕食は「六時」から

   「小樽・寿司名店 庄坊蕃屋」だから十分に時間は在るが・・・・。

   「腰痛不安」で「ゴルフ」を断念した訳ですから、無理に長距離を

   歩くのは自粛しなきゃ。

 

   「JR小樽駅・駅舎」

   

 

   昭和9年(1934)建築の 鉄骨鉄筋コンクリート造の「駅舎」は、

   昭和初期の「RC造 現役駅舎」として貴重で、「岡山駅(昭和元年)

   ・横浜駅(昭和3年)・両国駅(昭和4年)・上野駅(昭和7年)」

   と続く 一連同形式近代的駅舎と位置付けられ、「駅舎本屋」と二階

   部築提上に設けられた「プラットホーム」が「国の登録有形文化財」

   に指定されています。

   (「1・2番、4・5番」のプラットホームで 札幌・千歳空港方面

   への「快速エアポート号」が発着する「4番ホーム」は 平成15年

   (2003)に「開業100周年」を 記念し、「小樽に所縁の深い、

   石原裕次郎」に因み「裕次郎ホーム」と云う 愛称が付けられ、等身

   大の写真パネルが置かれています)

 

   「エントランスホールやホーム」に飾られている「ランプ(洋燈)」

   は、当時の駅長が「地元 北一硝子」に要望し昭和62年(1987)

   に「ランプ・108燈」の寄贈を受け、更に 平成11年(1999)

   「改札口上窓と ホーム」に設置する「ランプ」の寄贈も受け「合計

   333燈」になったとか。

 

 

 

 

 

 

   「駅舎正面」に置かれた「むかい鐘」

   明治時代から 昭和40年(1965)頃迄「列車到着の予報」とし

   「上り列車:二打、下り列車:三打」と決められ、到着 十数分前に

   打ち鳴らされたと云います。

   鉄道と人と人の心を結びつける事を願って、再び 呼び戻されたもの

   だそうです。 

   この「鐘」は 自由に「打って 良い」らしい、子供たちが楽しそうに

   鳴らしています。

   「鐘」の前に立つと、正面坂道下に「小樽の海」が見えます!

 

 

 

   「駅舎」を正面から見て右手の階段上に「三角市場」が在ります。

 

 

   さて「観光名所・小樽運河」まで歩いてみようかな・・・・・。

   (確か700m位だったと思うのですが)

 

   「旧手宮線」

   明治政府は日本の近代化を図る為に、石炭など北海道の豊富な地下

   資源に注目し、その開発と輸送を目的に「鉄道建設」に着手して、

   明治13年(1880)に「北海道最初の鉄道」、日本では八番目

   の鉄道として「手宮線(手宮~札幌、後に三笠まで延長)」が開通

   したのだそうです。

   鉄道建設工事は アメリカの技術によって進められ、「蒸気機関車」

   もアメリカから輸入されたとか。

 

 

 

   「小樽市指定歴史的建造物 旧安田銀行小樽支店」が見えてきました。

   昭和5年(1930)建築・鉄筋コンクリート造

   ギリシャ建築様式による 昭和初期の典型的な「銀行建築」で、重量

   感あふれる「円柱」が特徴の建物は 戦後「富士銀行」が継承した後、

   昭和45年(1970)から「新聞社」の社屋となり、また 道路拡

   張に伴い 平成13年(2001)に建物が後方に曳家され、同時に

   外観も修復されたそうです。

   (なにか以前拝見した時よりも「建物が荒れている」ように見える

   のですが・・・管理者は?)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   もう直ぐに「小樽運河」に到着しますが・・・あれ、天気が怪しく

   なってきたなぁ。