「東京スカイツリー」は 「高さ634m」に達した後、第一展望台~第二展望台間の 「クレーン」を
   順次取り外す作業を行っています。

$あおき日和



   2002年3月31日に発生した 「M7.1の大地震」によって 建設中であった 「台湾101ビル」の
   56階・約250m 最上部(地震発生当時)にあった 作業用 「タワークレーン」が落下し、地上に居た5名の方が
   亡くなり、車も大破する事故がありました。
   躯体への影響は少なく、その後無事に竣工し 地上101階・地下5階・高さ509.2mを誇っている。

   地震よりも 「風」に因る揺れを押える為に、87~92階のの中央部吹き抜けに直径5.5m・重量650tの
   巨大な球体・振り子式 風圧制震装置 「TMD(チューンドマスダンパー)」が設けられていた。

   「スカイツリー」は 日本古来の建築技術 「五重塔」の心柱も参考に、中央部の鉄筋コンクリート造の心柱と
   外周部の鉄骨造の塔体とを分離し、心柱の上部を重りとした制震システムを採用し、更に周囲のビル低層部と
   地下を一体にして、連続地中壁杭で地下50mの岩盤支持で、 「気象庁想定最大震度7弱」までの地震に
   強い構造になっている様です。
   今回の「東日本大震災」でも 「一部の足場」が崩れたものの大事には至らなかったそうです。
   (「東京タワー」はタワー頂上部のアンテナが少し曲がった様です!)

   「クレーン撤去をされている皆様 御安全に!」



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