ちょっと英語の勉強が面白くなってきた。
週3回あるEnglishクラスのうち、とくにReading重視のPractical-English(月曜1限)がイイ。
担当教授が僕とほぼ同世代なんだが、とにかくセッカチでスピーディで情報量が多く、マシンガントークも教壇上の振り子運動も105分間止まらない。
その間、ReadingテキストのNational−Geographicsを学生に次々に訳させ、キビキビ進める。モタモタしてると、指しときながら学生を飛び越えて自分で訳してしまう。
もちろん解答の中身は成績に直結する。従って、マジメに英語で好成績目指そうとするなら、キチンと予習してきた上で、出席数と毎回授業での発言数を確保し、中間&期末テストで点数を押さえること、いずれも手を抜けない。
この緊張感が刺激的で好きだ。
本来、学校教育とはこうあるべきだ。
1〜3年のうちはこれで良い。
(★4年から海洋大は専門課程で研究に入るので。)
40年前の日吉の教養課程の頃の英語クラスと言ったら、コレが天下の慶應義塾かというくらい弛んだ薄い授業だった。僕なんか、マジメにやってない上に、たびたび欠席してたのにも関わらずA評価がついた。
ところが、現在の海洋大Practical-Englishでは、かなり真剣にやらないと最高成績には届かない。
気を緩ませてサボったりなんかしてると、同クラスの落第してきた先輩たちみたいに恥ずかしく肩身の狭い思いをさせられることになる。
これが、良い。これで、良い。

決して英語は日吉&三田の学生時分から得意科目ではなかった。でも、海洋大に来て、今TOEICをきっかけに必死に英語に取り組むようになり、英語学習の面白さに目覚めた。
最初しばらく、やっててツラかった。そんな時間が随分続いた。そして、ココに来て、少し風向きが変わってきた。逆風から、幾分追い風傾向になってきた。
それもこれも、Practical-Englishを担当される西沢教授の個性に拠るころが大きい。
とにかく、セッカチで待てない人。
無責任シリーズ映画の巨匠・古澤憲吾監督みたいなキャラだ。(→古澤?誰?知ってる人だけの仲間オチね😁)
本当にTABASCOサルサソースみたいで、今の僕には病みつきになる知的刺激を与えてくださる。
コツコツやるのもいいが、西沢教授の台風にさらされる凝縮した時間が嬉しい。
♫ コツコツやるやつぁ〜、ご苦労さんっ!
大学入学して早々のTOEIC・IPテスト(→海洋大では毎月IPテストを実施中)で僕は大いにしくじった。
ために、週3回の英語のクラスが課されてしまった。
月曜1限からPractical-Englishが入っていて、週末を挟んでの長旅がこの1年間はできなくなった。
その他に、水曜1限にBasic-English、木曜3限にTOEIC基礎講座。いずれも出席重視で、3回休むと単位がもらえず落第する。
TOEIC講座は、TOEIC本部からワザワザ招聘してる出題ブレーンの外人講師。オールEnglishなのがとても嬉しい。
嬉しくて、楽しくて、僕は毎回最前列を陣取り、クラス後はTeacherを質問攻めにする。年間授業料割で、1回1000円だから、必死になる。居眠りなんかしてらんない。
北門教授の意見に沿った流儀を実行中だ。
繰り返しになるけど、とにもかくにも、東京海洋大ってとこは、語学(英語)重視なので、同じクラスに落第した昨年度、1昨年度の1年生が席を並べる………言わば非常に酷な環境だ。見せしめみたいだ。
しっかり勉強して、欠かさず授業に出て、TOEICテストでキッチリ基準点を越えないと、暗くうつむいた先輩たちの轍を踏むことになる。
彼ら彼女らにも何らかの事情があって出席不足になって、2度目のクラスなのかもしれない。TOEICテストの不調も、あのテスト型式への向き不向きが大きく左右すると思う。本来的に英語がウィークポイントで、頑張ってはいるんだが、周囲ほどの成績の伸びが、結果に反映してこないのかもしれない。
数学や物理なら天才的才能溢れる学生なんだろうに……。
越えねばならぬハードルならば、転んで怪我しても、ソイツを乗り越えて前へ進まなきゃならない。
ハードルをよけては、未来がない。






