はいっ、どうも~
今日は、昨日までの忙しさが嘘のような穏やかな日でした。
何せ、一昨日は「観世会」に出演される万三郎先生のお供、昨日は「梅若研能会1月例会」でしたからね。おもちゃ箱をひっくり返したような(←この表現は正しい日本語?笑)忙しさでした。
まずは一昨日から。「観世会」というのは観世流御宗家の月例会で、万三郎先生はいつも1月の時にご出勤されて、お仕舞をお舞いになられます。
以前は先輩が先生のお供で出勤していましたが、ここ3~4年は自分がお供をさせて頂いてます。
仕舞ですので、以前の観世喜正さんの会の時のように、能装束の着付けなどはないのですが…。
この1月の「観世会」には東西の名だたる観世流の先生方がご出勤されます。ですので、楽屋の空気がピィーーーーーンと張りつめています。
これが本来の楽屋のあり方なんだろうなぁ~なんて思いながら楽屋にいました。
昨日は「梅若研能会1月例会」でした。1月は「翁」という曲が一番最初に演じられます。「翁」の時は、五色幕の奥にある鏡之間と言うところに翁飾りと言う祭壇を設けます。その準備や能「楊貴妃」に使う作り物(舞台装置)小宮を作ったりと結構慌ただしいので、会自体は11時始めなんですが、僕たちは準備のため9時に楽屋入りしました。
僕はと言うと、「翁附き楊貴妃」のお地謡に出させて頂いて、11時~2時頃まで舞台に出ずっぱり、正座しっぱなし(翁附き■■■となると翁を舞った後に同じ人がもう一番能■■■の主役を演じる。今回は楊貴妃でした。)
万三郎先生が「翁附き楊貴妃」をお舞いになったのですが、あれだけ長い時間しかも気を張りつめて舞えるのはやっぱり日頃の稽古の賜なんでしょうね。それに比べて俺ってば…
自分も日々の稽古頑張ります
まずは来月11日に親子共演する「鉢木」に向けてです。謡も結構ありますが、父の足手まといにならないようにします!!
昨日は本当に多くの方々に御来場いただき、誠にありがとうございました。
ではまた~☆