年に一度のお楽しみ? | 能役者青木健一のお稽古日記。

能役者青木健一のお稽古日記。

能役者、観世流青木健一(梅若研能会所属)の日々の活動や能に対する想いを記すお稽古日記。

父一郎からの教え、芸大在学時の先生方からの芸談等を更新。

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携帯に表示されてる日付を見てびっくり
�( ̄口 ̄)
今日は七夕なんですねぇ~♪

天の川に隔てられた織姫と彦星。二人は年に一度、七夕の夜にだけ出会う事が出来る…

(≧▽≦)ノ
いや~、こんな事書いてる自分が恥ずかしいっ!(笑)

でもでも、みんな忘れちゃいませんか?二人の再会を邪魔する憎い奴。そうです、「梅雨前線」快晴の七夕ってあんまり記憶ないですよね?

でも明治時代以前は二人とも毎年会えてたらしいですよ。
人から聞いた話ですが、確か新暦が導入されたのって明治ですよね?それまで日本は旧暦を使っていて、正月、節分、お盆などの行事も今より一カ月遅くやったんです。この七夕も一カ月遅れるので、本来は今の八月七日に行われていたんだそうです。八月ってかなりの確率で晴れなので、二人は毎年会えますよね~♪


日本の四季と密接な関係のある能を志す人間としてはこんな小さい事でも気になってしまいます。
∠(*^ー^*)o