私が知る限りでこんなにラグビーがニュースで取り上げられていることってない

そして、もしかして今夜ラグビーをテレビ観戦してみようと思っている人も多いかも知れない


でもでも、ラグビーってルールがわからない
という方が多いのも事実でしょう。

数年前、某有名女性ファッション誌でモデルさんが架空の人物に扮し、1ヶ月のコーディネートを提案するコーナーを見ていたら、とある日のコーディネートの欄に
「今日は彼のラグビーの応援。やったー。タッチダウン!」
などと(タッチダウンはアメフト用語)書かれていて、あぁ、一般的にはラグビーとアメフトって違いがわからない人も多いものね、と愕然としたものです。


ということで、今夜はじめて見る方に、
また、再度確認したい方向けに、
以下にまとめました。

主に、私が過去にサントリーのラグビー部(サントリーサンゴリアス)のホームページに寄稿していた「スマイルカフェ」の記事からの引用です。
なぜ、記事を書いていたかなどは今回は長くなるので割愛


このスマイルカフェを書いていた当初の私の知識は・・・
ラグビーの試合をまるまる見たことがあるのは学生の試合を1、2回というレベル。
その後このコラムは6年担当しましたが、当初の気持ちを忘れず、難しいことは書かないようにしていましたよ。



まずは、基本中の基本。(本当に初めて観戦する友人によく説明すること)

得点について・・・
トライをすると5点
トライ後にはキックをする権利があり、そのキックが入ると2点加算されます。
また、相手が反則をし、蹴る権利をもらったときにキックを決めると3点入ります。
(そのほか、ドロップキックというものがありますが、今回は割愛)

これだけわかると、残りの逆転の可能性などを計算しやすくなります。

ボールを前に落としたり投げたりはいけない
ボロっと落としてもだめだし、前にいる人に投げてもダメです!

オフサイド
相当ざっくり言うと、ボールを持っている人よりも前にいる人がプレーに参加すると反則になります。

ほかにも反則はたくさんありますが、上記2、3だけとりあえず覚えて。。。
相手が反則すると・・・
キックをしてゴールを決めるか、スクラムを組んでゲームが再開されます。
スクラムについてはすごく難しくてはじめから理解するのは難しいのも事実。


あと、よく聞かれるのが「タッチをわる」とか「タッチ」という言葉。
ラグビーのグラウンド、長方形ですよね。その長い方の線(サイドラインといえばいいのあなぁ?)のことです。
サイドラインから出ることをタッチをわると言います。

まずはこれだけわかればなんどなく楽しめます

少し見ると、ボールを蹴り出したあとにどうして自分ボールになったり相手ボールになったりするの?などと気になると思うこともたくさん出ると思うのですが、それはまた次回書く機会があれば。


その他・・・過去の記事より

ポジションと背番号について
「頼れる助っ人」
(これは当時の日本のリーグでの規定。
ワールドカップの代表の資格は過去他の国で代表経験がないことを前提に
・その国・地域で生まれた
・両親または祖父母の一人がその国・地域で生まれた
・36カ月以上、その国・地域に居住している
のどれかを満たせばいいとされています。)

「タックルって痛くないの?」
(みんな試合後の体は相当ボロボロです!だから通常試合は一週間に一度のペースなのですが、今夜の日本は中3日。そういう意味ではかなりつらいと思います~)
「どうして監督は観客席から見るの?」
「キャップ数って?」
「テストマッチって?」
「試合前のコイントス」


今回の日本代表の監督、エディさん。
「エディさんご来店」
「エディ新監督」


その他、過去のスマイルカフェの記事をいろいろ読んでいただけると
面白い記事も発見できるかと思います。



いま、わずかな時間で書いたので、誤字脱字があったらごめんなさい!
そして、まだまだ書きたいことは山ほどありますが、
まずは少しでも伝わっていれば幸いです


今夜も日本の勝利を信じて



追記。
サントリーサンゴリアスのチームでコラムを書いていた6年間、少なくとも月2回、多いと毎週、クラブハウスに行って取材して、練習後のクラブハウスでの食事も一緒にさせてもらい、合宿にも顔を出したり、チームの行事にもたくさん参加させてもらう日々を過ごしていました。
私がアナウンサーの仕事をやめることにし、コラムも卒業することになったとき、チームから、マーサはやめてもずっとサンゴリアスファミリーの一員だからと納会で言っていただき、本当に嬉しかったし、今でも大切な仲間たちです。
現、日本代表監督のエディさんは、なでしこジャパンが優勝したあとにこぞってメディアが取り上げた様子を見て、当時、ラグビーも勝たないと取り上げてもらえないとおっしゃっていました。
今回、歴史的な勝利をあげ、まさにその状態。
でもやはりまわりでラグビーのルールについてまったくわからないという女性が多いので、今回、今までお世話になったラグビー部への恩返しの意味もかねて、ブログにアップしてみました!