2025年8月19日
今回はこの時期の花
レンゲショウマを見に
群馬長野県境の鼻曲山を訪れてみました
連日、猛暑日の続く埼玉県
日中は体温を上回る38℃超えで
夜になっても30℃を下回らず
そんな猛暑下から抜け出すべく
今回も前夜に現地入り
登山口のある二度上峠へ着くと
(標高1390m)
気温は22℃と全くの別世界
快適な車中泊となりました
翌朝、目覚めると気温は更に下がって18℃
Tシャツ一枚では肌寒いほどでした
この二度上峠は浅間山の好展望地
幸運にも朝日に赤く染まった
赤富士ならぬ赤浅間山が見れました
5:52
身支度をして二度上峠を出発
先週、暑さに悩まされた蒜山よりも
この時点で既に標高が200mほど高く
爽やかで快適な歩き出しとなりました
登山口から暫くは
アップダウンのある緩やか尾根道
左手から朝日の木漏れ日を受けて
心地良い朝の尾根道散歩という気分
途中、獅子岩の岩場部分を通過するが
然程の難しさは無し
6:58
氷妻山へと辿り着く
山頂は樹林帯の中で展望は無し
氷妻山から鞍部へ向けて緩々と下り始めると
道は徐々に傾斜を増して
結構な下り坂となる
だが、その急坂も直に傾斜が緩んで
最低鞍部へと辿り着く
道はここから登り返し
先ほど同様にアップダウンを繰り返して
徐々に高度を上げて行き
鼻曲山が近付くと傾斜が増して
いよいよ直下の上りとなる
ここまで花らしい花が見当たらなかったが
ここへ来てお目当ての花が突如として現れた
木漏れ日のスポットライトを浴びて
宙に浮くように咲くレンゲショウマ
とても可愛い花でした
この花は永い間見たいと思っていた花
ですが、暑いこの時期は
どうしても高い山に気持ちが向いてしまって
中々見る機会を作れずにいたのでした
そんな中、とあるブログで
この鼻曲山に群落がある事を知ったのです
登山口も1400m近くて
暑さの心配も無さそう
避暑の花散策にはちょうど良い場所でした
この日は平日にもかかわらず
幾人もの登山者に出会いました
そのどなたもがこの花がお目当てのよう
当初、思ってたよりも
登山者には知れ渡っているようです
その群生地には
他にも幾種類かの花も見られて
野草好きには堪らない時間でした
群生地を過ぎると
道は徐々に傾斜を緩めて
9:26
鼻曲山の山頂へと辿り着く
ここも樹林に囲まれた山頂ですが
一部南側の展望が得られました
望めるのは西上州から八ヶ岳辺りまで
奥秩父の向こう側には
富士山の頭が見えてましたが
残念ながら直ぐに雲に隠れてしまいました
山頂から南側へ少し行くと
展望がもう少し得られる場所があるようですが
今回はここから戻るとします
山頂から僅かに戻ると乙女コースの分岐点
往きには気付かなかったキオンが一株
ひっそりと咲いてました
更に下るとレンゲショウマの群生地
もう一度繫々と眺めて急坂を下る
鞍部から氷妻山へと登り返して
その先は緩やかなアップダウン
往きには辿らなかった獅子岩の露岩
ちょっと危うい踏み跡を辿って岩上に立てば
浅間隠山が間近に見える
通常の登山道に復帰して
11:29
獅子岩の岩場部分を通過すれば
後は緩やか尾根道
11:42
無事に二度上峠へと到着です
随分と以前から
見たいと思っていたレンゲショウマ
今回、漸く見る事が出来ました
ただ、今回のレンゲショウマの花は
花弁の先が茶色くなって少し傷んでました
これも今年の猛暑の影響なのでしょうか?
次回は傷みの無いきれいな状態の花を
見たいものです