2001年10月25日
今回は関東以北の最高峰です
ルート
菅沼登山口⇒弥陀ヶ池⇒白根山頂⇒五色沼⇒五色山⇒金精峠⇒菅沼登山口
起点の菅沼登山口をスタート
小沢沿いの道から急な尾根へと乗り上げて
高度を上げると樹間越しに展望が得られる
見えるのは北側の根名草山辺りか
登山口付近は青空も見えていたが
この辺りからガスが漂い出した
黒木の森を一頻り登ると
視界が開け弥陀ヶ池へと出る
ガスが漂い奥の峰もおぼろ
静かな水面が幻想的な雰囲気だった
弥陀ヶ池
湖畔の先の分岐点を山頂方面へ
鞍部まで上がるとその先は急登道
森林限界を抜け出すと冷たい風が吹き付けた
灌木や枯れ草には霧氷の赤ちゃん
今季初の氷を見て山の高さを実感する
気温はかなり低いのだが
急登道に喘ぎ身体は暑い
上部の岩ゴロ道を登り切り山頂に到着
狭い山頂には登山者が沢山
いったい何処から湧いてきたのだろうと思うほど
多分、丸沼ルートからの方たちなのだろうが
ガスの中から湧くように現れたのが想定外でした
日光白根山山頂にて
山頂は当然ながらガスで展望は無し
東側の避難小屋へ下ってそこから五色沼へ
この高度まで下るとガスが取れる
日光白根山は関東平野からでも望める山なのだが
天気が良くても姿を見せる事は少ない
同じ山塊の男体山や女峰山は見えても
白根にだけは雲が懸かってる
この日はそんな状況だったのかもしれない
五色沼
静かな湖畔の道から五色山へと登り返すと
今しがた通って来た五色沼が見下ろせて
反対側の湯ノ湖方面はガスに閉ざされる
戦場ヶ原から立ち上がる男体山を見たかったのだが残念
五色山から見下ろした五色沼
五色山から尾根通しで金精山へ
細いながらも確りと踏まれた道でした
こちらからはガスも無く
お望みの男体山が望めました
奥左から太郎山 女峰山 大真名子山 男体山
右中程に湯ノ湖 左下に金精道路
山頂から金精峠へと下る
途中、山稜部に幾本もの亀裂が走る
地滑り検知用のワイヤーが張られて
今にも大規模崩壊を起こしそうな雰囲気
登山道はちゃんと迂回路が設けられてましたが
何かヤバそうでした
金精峠から菅沼へは
嘗ての峠道だったのでしょう
歩きやすい広めの旧道が続いてました
ただ、下部では洗堀で荒れた部分も
古の道は歩く人も少ないのか
自然へと返りつつありました