チー丹と行く初夏の裏丹沢 | 気ままにアウトドア

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  自然の中を流離う

日時

2018年5月30日

 

ルート

神ノ川ヒュッテ⇔彦右エ門谷出合⇔地蔵尾根⇔無名ピーク(往復)

 

***

 

四季を通してディープな丹沢を楽しまれているチー丹(チーム丹沢)

「一度、ご一緒したい」と此方からの申し出を快く受け入れて下さって

今回、参加させて頂きました

 

今回はいつものメンバー(チー丹)

レガーさん ムサママさん 鳥ちゃん もーさん まこっちゃん ケロちゃん

ゲストとして

たくやさん かねやん aojisi

 

ゲストの顔ぶれから察して

只ならぬプランを用意して下さっていましたが

梅雨の走りのような生憎の空模様にルートを大幅に変更

しかし、決して緩々プランでないところがチー丹なのでした

 

 

さて、皆さんの準備が整ったところで林道ゲートを出発

それぞれに他愛のない話をしながら

林道を緩々と歩いて行きます

 

斜面を彩る白い花はウツギでしょうか?

この花を見るといつも歌ってしまう「夏は来ぬ」

でも今日はソロではありませんので心の中で

♪卯の花の匂う垣根に

ホトトギス早も来鳴きて・・・

 

ウツギ

 

 

この時期、よく見ると白い花ばかり

緑の中の白は良く目立ちます

 

ノイバラ?

 

 

オオバアサガラ

 

 

スイカズラ

 

 

話題は花ばかりではありません

山椒の木を見つけては実の育ち具合から

美味しい食べ方まで

サルナシの木は花を開き出したばかりですが

話題は果実酒へと

(全ては食に繋がる?)

 

 

 

 

トンネルを抜けて

 

 

 

 

興味の矛先は植物以外にも

野鳥好きでもあるメンバー

目敏く囀る姿を見つけ出します

 

どこにいる?

 

 

オオルリ

 

 

林道を彦右エ門谷出合まで来て一休み

 

 

ここから林道を離れ堰堤を渡って

ステップを下れば広河原の河原

 

 

随時プランが変更される

 

 

落ちている流木に

創作意欲を見出すかねやん

今回はお眼鏡にかなった流木は無かったようです

 

川幅が狭まれば渡渉ポイント

レガーさん、メンバーが安全に渡渉できるポイントを吟味して

 

飛び石伝いに エイッ!

 

 

無事に全員が渡り切れば

こんな岩場のヘツリ

 

 

ヘツリの後は

釣り人の残置フィックスに縋って急な岩場をよじ登る

 

 

 

う~ん、これがチー丹

楽しくなってきましたね

 

岩場を無事にクリアすれば

安定した? 急斜面の登り

二万五千図ではジグザグに道が記されてますが

実際は急斜面の直登

 

この傾斜伝わるかな?

 

 

ふ~ ヒラメ筋がヤバイぞ

 

 

それでも何とか急斜面を登り切って尾根上へ

やれやれって感じで一休みして

尾根を緩々と登って行きます

 

空模様は益々怪しくなって

今にも雨粒が落ちて来そうな空

それでも、丹沢の緑のシャワーは清々しくて

心癒される空間なのでした

 

当初の目的のシロヤシオ

花は既に終わっていましたが

地面に花弁を確認すれば

レガーさんの本日のてっぺん宣言

全員がギリギリ載れる狭~いピークに終結して

写真をパシャリ!

 

数が足りないような?

 

 

メンバーの背後は全て崖っぷちって

 

 

ではでは、往路を戻りましょう

樹間に時折見える稜線は既に雨雲が纏わり付いて

この辺りもいつ降って来てもおかしくない空模様

 

ヒラメ筋泣かせだった斜面は

チェーンスパイク装着で落ちるように下る

大腿筋が辛し!

 

 

 

 

 

激下りから沢に降り立てば渡渉ポイント

帰りも全員が無事にクリア

 

広河原に出れば雨粒がポツリポツリ

レインウェアを着る程でもなく

激下りで火照った身体のクールダウンにはほど良い雨でした

 

林道へ戻れば本日も無事帰還の予感

メンバーの足取りも満足気です

 

帰りはヤマメを見て

 

 

オオルリ君、小雨の中でも歌ってくれました

 

 

 

 

 

行きにはゆで卵のようだった蕾のマグノリア

帰りには見事に開いてくれました

 

ホウノキ

 

 

神ノ川の休憩所に戻って

チョット遅めのランチタイム

それぞれのザックに忍ばせた食料に先ずは驚き

とても山中での食事とは思えないほど

素敵な時間となりました

 

 

 

 

で、ここでサプライズ

まこっちゃんとかねやんのバースデイ祝い

仲間のこんな計らいもまた素敵なのでした

 

 

 

 

 

今回のチー丹、シロヤシオやミツバツツジと

ディープな丹沢をご案内してくれる筈でしたが

今年は例年になく早く季節が進み

花は初夏のものへと移り

そして、生憎の空模様

レガーさん、直前までルート選定に苦慮された事でしょう

当日も空を見上げ風を読み

随時ルートを決めて行く

丹沢人の真髄をここに垣間見ました

 

チー丹の皆様

楽しい時間をありがとうございました。

 

リベンジがあるという事なので

その時はまたよろしくお願いいたします。

 

 

 

(今回は皆さんの写真も使わせて頂きました)