開聞岳と高千穂峰 | 気ままにアウトドア

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  自然の中を流離う

日時    2014年5月27日


ルート   開聞岳

        かいもん山麓ふれあい公園⇒二合目登山口⇒七合目⇒開聞岳山頂(往復)


       高千穂峰

        高千穂河原⇒自然研究路⇒御鉢⇒高千穂峰山頂(往復)



5:00 起床。

朝食を摂り”かいもん山麓ふれあい公園”へ移動。


5:50 駐車場を出発。

新ルートと表示されている道を行く

キャンプ場の中から舗装路へ出て暫くで二合目登山口へ着く

ここからが登山道の始まりだ。

溝状に抉られた登山道を登る

二合目半で林道とクロスするが直進すれば良い。




                           二合目登山口




                    溝状になった道を登って行く




                     整備された部分もある


6:57 五合目着。

デッキがあり展望が良い




                           五合目からの展望




                           コガクウツギ




                      イワヒバ (関東で見る物より葉が伸びやか)


徐々に高度が上がると樹高も落ちて来て

7.1合目?で展望が開ける




                           道はこんな状態に変わる




                7.1合目からの展望 右に突き出しているのが長崎鼻


7:38 仙人洞通過。

ここは大岩を乗り越える部分だ。




                           仙人洞


開門岳の登山道はらせん状になっていて北側の登山口からほぼ一回転で山頂へ到達する。

今ここは南西方向辺り、枕崎市から東シナ海がきれいに望める。




                           枕崎市方面




                        池田湖 奥に浮かぶのは桜島


梯子を一つ登り岩場をトラバースする




                           梯子の上のトラバース部分




                           ナガバモミジイチゴ




                           コウツギ


御岳神社が現れると山頂は直ぐそこだ。




                            御岳神社




                            タツナミソウ


8:22 開聞岳山頂へ到着。

山頂からの展望は良いが靄が出始めてしまった。

しかし、一昨日までいた屋久島が見えたのは感無量だった。




                           開聞岳山頂




                           屋久島が見えていた




                           長崎鼻方面




                         池田湖方面 桜島が見えてますね


暫しの展望を楽しみ下山開始。

登って来た道を下ります。

百名山と言う事も有り沢山の登山者が登って来ます。

屋久島での装備とは違い今日は軽いディパックなので膝への負担は少しだけ

坂道をどんどん下ります。

10:00ふれあい公園へ戻りました。

こんなに楽に登れた百名山は初めてでしたよ。




                         ふれあい公園から見上げる開聞岳


さあこれから移動の開始です。

今日はもう一山予定してます、ナビに高千穂河原を指定して出発。

R226で鹿児島市内を抜けR10へ

桜島が対岸に大きく見えています

いつかは登って見たいが活火山って登れるのかな?




                            桜島


霧島市で博多ラーメンを食べて

2:10 高千穂河原へ到着。

駐車場は有料だったのでえびの高原方向へ少し走り駐車スペースへ停車。


2:20 準備を済ませ車を出発。

5分程歩いて高千穂河原へ

自然研究路から歩き始める。

ミヤマキリシマが咲いているがチョッと盛期を過ぎた感じ

高度が上がれば見頃かな?と期待する。




                           自然研究路入口




                            ミヤマキリシマ




                            コガクウツギ




                            ヤブレガサの群落


研究路から登山道へ入ると砂ザレの道

砂山を登っている状態なのでロスが大きい

アリジゴクへ落ちたアリの気分だ (・・;)




                            ここから登山道へ入る




                            砂ザレの道を登る


急斜面をズルズルと崩れる砂に逆らって登る

ふと、露出している溶岩上を歩けば楽では?と思い付く

思い立ったら即実行。

やっぱり全然楽でした。o(〃^▽^〃)o

そして気付くと右側の山肌が凄い事になってました

山肌一面がピンクに染まってました

ミヤマキリシマの大群落です。



















                            御鉢の縁にも




                            御鉢の中にも




                            ミヤマキリシマ




                            ミヤマキリシマ




                          御鉢の道を行く 正面に高千穂峰


御鉢の縁へ上がるとなだらかな道

高千穂峰を目指して歩いて行く

一度馬の背の鞍部へ下ると鳥居があり

再び急な砂ザレの道を登る。




                         ここから馬の背の鞍部へ下る




                           山頂への急な砂ザレの道が見える




                            ここから急登が始まる


急登路には丸太や岩で階段が設けてあるが荒れ気味であまり使えたものではなかった。

一歩踏み出しては半歩ずり落ちという状態で登って行く。(゚_゚i)

16:05 高千穂峰山頂へ到着。

展望は抜群、靄がなければ最高なんだけれど。




                            高千穂峰山頂




                      山頂から望む韓国岳 手前は新燃岳




                           桜島の山頂部も見えてます(右奥)


あの坂本竜馬も訪れた高千穂峰

竜馬もこんな風景を見たのかな?

山頂小屋を覗いて見る。

使い込まれているがきれいな状態でした。




                            高千穂峰山頂小屋




                            小屋内部


時間も遅いので早々に下山開始。

下りは富士の砂走りの要領で一気に下ります。

ザクザクと砂を押しのけてグングン高度を落します

17:03 高千穂河原へ到着。

車へ戻り、一旦麓まで下ります。

”黒豚の館”で黒豚定食を食べてコンビニで食糧調達し

”道の駅霧島”で車中泊。

きょうは慌ただしい一日でした。




                       ( 続く )