大学生活 | マイペースな日々

マイペースな日々

『中学生 いじめと学級崩壊』というタイトルを変更しました。
息子は2024年に大学生になりました。

あおいです。

 

息子も大学生となり、便りがないのが良い便り、となっていくのかと思いきや、週に3回は親に長電話をかけてくる状態です。

ゼミの教授(年配の男性)にも同じくらいの頻度で付きまとっている疑惑があり、相変わらず他人との距離感がバグっているのかなと思っています。

 

さて。

息子にとっては不本意な入学となった大学ですが。

今は、納得して頑張っています。

浪人を諦めたときは「もう僕の人生詰んだよね」と思っていたそうなんですが、今となっては「ちょうど良い大学だと思う」と気持ちが切り替わっています。

学生数の多い大学ですので、息子のような国公立落ちから私大熱望組まで揃っていて、まとまりのない自由さが心地よいそうです。

単位も、他大学の友達の話より簡単に取れるという印象があるらしく「自分の学力に見合ってちょうど良い」

目指している資格取得に関わる科目が、大学の講義でとれるのも「ちょうど良い」

 

サークルに入らず、バイトもせず、資格取得のための無料プログラムにも参加せず。

今までの貯金をはたいて、資格取得のためにダブルスクールを始めました。(無料プログラムで採用されている資格学校との相性が悪そうという独断で選択)

これから2年、支払った金額を噛みしめながら勉強を頑張るそうです。

得られた知識で、これまでお世話になった人たち、友だちに恩返しが出来るような、そういう人になりたいのだそうです。

私は10代でそんなこと思って勉強したことなんてなかったです。

もっと自分勝手に自分本位に物事を考えてもいいのに、と複雑な心境になりつつも、今の子らしい考えなのかもしれないなとも思いました。

 

なお、大学で作らないと言っていた友だちですが、お察しの通り結構作っています。

夏休みには数人で青春18切符を利用して3日ほど旅行してきたようです。

(ただし、話をよくよく聞くと、1日は完全に単独行動していたそうで、本当に集団生活難しいタイプなんだと思いました)

そんなに仲良くしているように見えるのに、勉強する時間は友だちと共有しないというルールを徹底しています。

いわゆる繊細さんを取り扱っている外国の著者の本に「ライバルはやる気を吸い取るヴァンパイア」という言葉があって、それに強く共感を覚えるのだそうです。

そういう状況なので、資格勉強に孤独や不安を感じると耐えられなくなって、親に長電話をしてくるわけです。

私も夫も、相当昔に、今息子が目指している資格の下位資格を取っただけなので、全く相談相手にはなれないんですが、おかまいなしです。

こういうときに、親離れ子離れが上手くいっていないのだと実感するのですが、いたる方面から「突き放してはいけない、そのうち離れていくのだから」と忠告されていて、人間関係って難しいなと思っています。