息子が公立高校の推薦を取れなかった理由 前編 | マイペースな日々

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『中学生 いじめと学級崩壊』というタイトルを変更しました。
息子は2024年に大学生になりました。

あおいです。


息子は、実際に見ていない高校には絶対に行きたくない主義です。
もう一つの私立高校も、そして親の本命である公立高校も、オープンスクールに参加しています。

基本的に、悪い所を見ない息子は、どちらの高校も「良い感じ」だと思っています。
ただ、前回お話した私立高校は「絶対受からなきゃ」という感じで、公立高校は「受かったらラッキー」なんだそうです。
やっぱり、公立高校は受からないかも…という不安感が大きいのでしょうね。


さて。
息子は、どの高校を選ぶにせよ、推薦は取りません。

理由は、まぁ、そんな実力がないから、とも言えますが…グレーゾーンな子特有とも言えますので、少しお話をしたいと思います。

まず前提として。
各高校への推薦条件、というのがあるのですが、私も息子も、そんなことは一つも知りませんでした。
もし、情報を得られる環境(塾とか、高校受験を終了した方と知り合いだとか…)があるのなら、一刻も早く推薦条件を知ることが大切だと痛感しています。

息子の中学校の場合、中学2年時の実力テストから中学3年10月までの実力テスト、合計4回のうち、最低2回、規定の点数以上を取得することが求められています。
それを知ったのは3年生最初の三者面談のとき、それは、すでに2回の実力テストが終わった後でした。

コロナもありましたし。
多分、本当なら、2年生の時の担任の先生が伝えないといけない話だったとも思うんですが…この時点で出遅れてしまっていました。

「それで、アキトさんは今のところ規定点を超えてませんけど、まだあと2回、実力テストはあるので、そこで頑張れば良いとして…推薦、どうされます?」と担任の先生に言われ「そりゃあ、可能なら、そうしたいですよねぇ…」と答えるしかありませんでした。
すると、3年の担任の先生は、厳しい表情でこう言いました。
「そうなると、アキトさんは、他の条件で厳しいものがあるんですよ」

息子は、提出物を出すことは、ちゃんと出来ます。
宿題などは忘れませんし、公衆電話から私に連絡できるようになったので、リカバリーも出来ています。

でも、実は、息子の教室では、担任の先生固有のルールがあり、このルールを息子は把握することが出来ていませんでした。

そのルールとは、先生が指定した時間までに、提出物をキッチリ出すこと。
学校には8時までに到着すれば良いのですが、提出物の提出時間は7時50分でした。
「うちのクラスは、7時半くらいまでには、ほとんど来てるんですよ。アキトさんは、50分ギリギリで教室に入るので、提出が間に合っていません。うちのクラスの子たちは本当に真面目で優秀なんで、これが守れないなら、推薦は無理です」

なんだ、そのルール、と思うんですが、何でしょう、すでにまぁ、色々とどうでも良い心境でもあり、反論せずに話を聞きました。