あおいです。
付き合う、と言ってもコロナで休校です。
一緒におでかけなんてことも出来ませんし、それこそ毎日オンラインゲームをしていました。
お付き合いしていることは、メイちゃんの希望により、一切内緒です。
息子は、一番の親友であるSくんにも口を割らず、今まで通り素知らぬ態度を取り続けておりました。
毎日オンラインゲームを午前中、夕食以降夜中までと続けます。
親子バトルを繰り返し、反抗期面倒だな! と心底思ったものです。
そりゃあ、カノジョが絡んでいるんですものね、親の言うことなんて聞くわけないです。
(当時はスマホ系の覗き見をしてないので、付き合っているなんて知りませんでした)
オンラインゲームにログインしていると、Kくんから「幼児なみの実力しかないくせに、楽しく遊ぶな」などという暴言を浴びせられるようになり、いよいよ縁が切れました。
このときには、KくんはJくんに対しても息子と同じ扱いをするようになり、校内で彼と一緒に遊んでくれる人はいなくなりました。
同じ苦しみを持つ相手、ということで、息子は再びJくんとも仲良くなっていきます。
もともと、どれだけJくんがやらかしても「人の意見に左右されやすいんだし、Jくんは仕方ない、悪くない」という思考回路です。
この流れで、息子はJくんとSくんを結びつけました。
息子にとっては、やはり2人とも大切な友達だったのでしょう。
そして、迎えた新学期。
ここで改めて話を戻しますと、息子は、JくんともSくんとも、そしてリズさんともメイちゃんとも違うクラスになります。
この四人組は、偶然にも同じクラスになっていて、息子とは教室のある階も違います。
他にも、朝一緒に登校していたMくんも、そのMくんと仲良しの生徒たちも、階すら違う別のクラスです。
息子は大きな衝撃を受けました。
「僕、喋れそうな友達が一人もいないクラスになった…」
別に、優等生ばかりのクラスというワケでもないのですが、他と比べれば問題児が極端に少ないクラスだという印象でした。
自称パリピ女子のナンシー&キャシーさんはいましたが、二人の天敵とも言えるハイスペック女子も同じクラスに在籍していました。
ヤンチャ男子はいましたが、担任の先生からしたら3年間同じクラスになった生徒で、孫悟空とお釈迦様みたいな関係性です。
良く考え抜かれたクラスだな、と思います。
他のクラスは、他校から異動してきた先生方が担任になりました。
息子のクラスの担任だけが、1年生からの持ち上がりで、それゆえに、彼女が間違いなく制御できる生徒ばかりが集められた印象です。
担任の先生直々にお電話があり「友達がいないって言ってました」とお伝えすると「大丈夫です、アキトさんは、ちゃんとクラスの生徒と仲良く喋れていますから!」という言葉が返ってきました。