あおいです。
1月下旬。
Sくんは、リズさんも息子のことが好きなんだろうと思ってのことなのか、何なのか。
リズさんも巻き込んで、休日に遊ぼうと誘ってくるようになりました。
しかし。
リズさんは、そもそも息子のことなんて眼中になかったのでしょうか。
この頃から休日ごとに、私の携帯番号にリズさんから電話が入るようになりました。
息子は、リズさんのことを、本当に知人レベルとしか思ってなかったらしく、決して自分の番号やLINEを彼女に教えたりしませんでした。
彼女が息子と連絡を取る場合、常に、私経由となっていたのです。
リズさんは、息子と電話を変わった途端「Sくんと連絡とって、一緒に遊べるようにして」と言い出します。
それは、そのうちに「Sくんの連絡先を教えて欲しい」と変わっていきます。
息子は、Sくんに了承をとってから、彼の自宅の番号をリズさんに教えてあげました。
一方、その頃。
メイちゃんはジョニーくんに対しての失恋の痛手も癒え、リズさんと息子の仲を勘ぐって恋バナをしたがっていました。。
息子はメイちゃんに「リズさんは僕のこと、もうどうでも良くなってんじゃないかな」と口走り、愚かにも「リズさんとSくんが仲良くなった」と告げてしまうのです。
この後から、メイちゃんはあからさまに「私、リズみたいな女、嫌いなんだよね」とLINEで言うようになりました。
これも、LINEとDMとゲームのチャットログを全て覗き見した今となっては、メイちゃんの強がりなんだと思うんですが、当時も今も、そんなこと息子には分からないわけです。
LINEの会話内容の大半は、Sくんとリズさんの悪口で占められており、特にSくんを引き合いに出して息子のことを褒め上げるような内容が増えてきました。
「Sは、リズと付き合ってんだよね、嫌われ者同士、お似合い」みたいな内容になってきた、そのときに、息子はキッチリ立ち止まるべきでした。
息子は。
決してメイちゃんに同意したりはしないのですが。
Sくんやリズさんの悪口も言わないのですが。
ある意味どっちつかずの態度で、それは良くなかった。
コロナ休校の直前、Sくんとリズさんは、2人きりでデートすることを隠さなくなっており。
コロナ休校直後、息子はメイちゃんに告白されました。
「スキー! って程じゃないけど、会話していると落ち着くから、付き合おうよ!」
愚かにも。
Sくんは、もうメイちゃんではなくてリズさんの方が好きだと思い込んだ息子は、この申し出を受けてしまうのです。