忘れてしまう | マイペースな日々

マイペースな日々

『中学生 いじめと学級崩壊』というタイトルを変更しました。
息子は2024年に大学生になりました。

あおいです。


*このブログ記事は過去の話です。
基本的に解決していない問題ばかりです。
大変モヤモヤされることとは存じますが、息子(アキトくん(仮))のような小学生がどのようなトラブルに遭ってしまうのかを書いています。*


小学5年生ともなると、学校での役割も大きくなってきます。
息子の学校では委員会活動も始まり、組織の中の一員として、責任を果たさなくてはならない場面も増えてきました。

さて。
息子は、大きく学習面が崩れないかわりに、生活面は非常に残念です。

・約束を覚えられない
・約束したことを忘れる
・提出物を出すことを忘れる
・提出し損ねたことを忘れる
・メモを書いても、そのメモ用紙の存在を忘れる

夫にも似たような特性があり、これはもう、生涯に渡って付き合っていかなくてはならない課題なのだと思います。
息子も夫も、勉強や趣味の分野での記憶力がずば抜けて良いだけに、日々の約束事だけが記憶からゴッソリ抜け落ちてしまうことを、彼らの周りの人たちは許容することが出来ないのです。
 → 無理難題

新学期。
5年生最初の委員会活動を、息子は見事にすっぽかしました。
すっぽかした児童だけを集めた委員会活動も、綺麗に忘れてしまいました。
そして、そういう集まりがあること自体を忘れているので、自発的に謝りに行くこともしませんでした。

それはもう、5年生の担任の先生は激怒しました。
担任から見たら、息子の行為はスリーアウトだったのですから。

担任の先生には「わざとではないんです、能力が欠けているのです」と謝罪がてら、息子の特性について説明に上がりました。
そして、可能なら、その日のスケジュールについて黒板に明記して欲しいと頼みました。

「口で伝えても、残りません。だけど、指摘されれば、内容をちゃんと思い出せます。その場のノリで約束事を反故にしているわけではないんです」

担任の先生は「うーん…そうなんですか…」と呟いたあと、別の提案をしてきました。

「お母さん、私、できるだけ毎日、翌日の予定を記載した学級通信を出しますので、それを見て、アキトさんへの声かけをしてもらってもいいですか?」
「…え、大変じゃないですか?」
「私にとっては、学級通信を毎日書く方が簡単なんです。毎日のスケジュールをその都度、黒板に書くこというルールは、多分、忘れてしまいます」