保護者の暴言 | マイペースな日々

マイペースな日々

『中学生 いじめと学級崩壊』というタイトルを変更しました。
息子は2024年に大学生になりました。

あおいです。

*このブログ記事は過去の話です。
基本的に解決していない問題ばかりです。
大変モヤモヤされることとは存じますが、息子(アキトくん(仮))のような小学生がどのようなトラブルに遭ってしまうのかを書いています。*

PTA本部役員の方が、担任の先生と面談をしてくださることになりました。
あくまでも、おおげさな感じではなく、井戸端会議をするような雰囲気で会いに行ってくださったそうです。

私が保護者から相談された内容は、おおむね間違っていなかったそうです。
担任の先生の言い分としては、

・後ろを向くなと言っても、言うことを聞かないから、ついチョークを投げた
・チョークは子どもに向けては投げていない
・大きな定規を、床に叩きつけたかどうかは覚えていないけど、叩きつけたように見えたかもしれない
・声を荒げてしまったのは事実
・ひどい言葉ではなかったと思う
・冤罪っていうか、言うことを聞きなさいというつもりだった

これに対して、本部役員の方は、

・子どもをビビらせているだけで、意味ない行為だと思うよー
・成人男性が声を荒げたり物を意図的に落としたりするだけでも、子どもは怖いと思うよー
・声を荒げたら、もう、子どもは言っている内容を聞き取れないと思うよー
・なんの教育的効果もないどころか、こうやって保護者に反発されたりして、損する行為だったと思うよー

と、やんわりと反論してくださったそうです。
ここで「悪かったこと」だって分かってくれるなら、今回は、他の先生に言ったりしないから、と言い含めてきたそうです。

「ただねぇ、本音を言えば、先生の気持ちは分かるよね。
今の子どもたち、悪いことを指摘しても、キョトンとして他人事のように振舞うもんね、私、アレされるとイラッてするわー、先生はプロだから感情のままに動いちゃダメだけどねー」

その後、相談してきた保護者の方に報告をしましたが、ある保護者からは「教師のくせに、おこがましい」という追加発言もいただき、私の中での軸がブレていくのを感じました。

「くせに」とか「おこがましい」とか言えちゃうってことは、家でも先生のことを貶める発言をしているんじゃないのか。
だから、子どもが先生の指導を軽視しちゃうんじゃないのか。
…いいえ、先生に問題があったのは、明らかです。分かるのです。
だけれども、「教師のくせに…」という発言を耳にしてしまうと、発言者に対する嫌悪感が生まれました。

その後、担任の先生は、優しいだけの人になり。
そのツケを、息子の学年の子どもたちは、今も支払っているんだと思います。

担任の先生と、もっと真正面から向き合えていれば、また違った結末になったのかもしれません。

優しいだけの人になって欲しかったわけじゃなかった。