息子の親友 | マイペースな日々

マイペースな日々

『中学生 いじめと学級崩壊』というタイトルを変更しました。
息子は2024年に大学生になりました。

あおいです。

*このブログ記事は過去の話です。
大変モヤモヤされることとは存じますが、息子(アキトくん(仮))のような小学生がどのようなトラブルに遭ってしまうのかを書いています。*

声が大きく、鉄拳制裁も辞さない武道の先生よりも、担任の先生の方が怖い。
…と聞いても、どうしてあげたら良いのか、さっぱり分かりませんでした。

そして、同じ時期に、転入生がやってきました。
この子が、私たち家族を悩ませることになります。
(すみません、この子の話は、ちょっと冷静に書けないところがあります…文章が読みづらいかと思います…)

よく、ネットで「放置子」という表現がありますよね。
ネグレクト、という表現だと「それほどのことでは…」となるけれど、放課後も土日も「知っている子」の家を渡り歩いて遊ぶ、そんな子どもたちと息子は仲良くなります。

特に、この転入生Pくんのことは、今でも「親友だった」と息子は思っています。
が、私たち親世代の認識は全然違うので、思い返すだけでも胃が痛くなる思いです。

Pくんは、ご両親の離婚で、この地にやってきました。
中学生のお兄さんも一緒に引っ越してきたということでしたが、お母さんの彼氏や男性の友達が出入りするようになってから、家にあまりいないのだと、Pくんは語りました。

いつも家に大人の男性がいるので、Pくんにも居場所がなく、休日はいつも息子を訪ねて我が家へと遊びに来ていました。
どれだけ「お昼の1時を過ぎないと遊べないよ」と伝えても、12時にはやってきます。
私たち家族がルール通りに行動しても、息子の祖父母がPくんのことを気の毒に思って、彼らの家に入れてしまうようになりました。

最初は、冷蔵庫を勝手に開ける現場を押さえました。
この時は、息子もPくんもまとめて怒り、次にやらかしたら家に入れない、と伝えました。

次に、息子が不在の時に、Pくんとその友人らがやってきて、勝手にボールなどで遊んでいる現場を押さえました。
この時は、Pくんたちに「泥棒と同じ!」と怒り、その日の夜に息子に対しても「Pくんの勝手な振る舞いを許さないで、アキトがコントロール出来ないなら、もうPくんと遊ばないで」と怒りました。

家だと私たち親世代に怒られるから、と、そのうちに夫の実家の店舗に出入りするようになりました。
ここでもPくんは冷蔵庫を開け、商品に触り、ほかの友人も連れてきては店舗内で鬼ごっこやかくれんぼをするなど傍若無人ぶりを発揮しました。
手に負えなくなった祖父母の訴えでようやく事態を知り、やらかしたPくんと、それを放置した息子を、怒鳴ろうとして、出来ませんでした。

祖父母世代が、子どもたちを怒鳴ることを許しませんでした。
「そんなだから足元を見られてしまうんです、家にも店にも入れてはダメです」と伝えても「そんなの可哀想で出来ない、でも困ってるからどうにかして」という堂々巡りでした。