青い鳥カウンセリングルーム 青柳 たみゑです。
恐れや悲しみを引き起こすようなことをついつい考えてしまう、
という人が少なくないかも知れません。
だれもが過去に苦しい体験をしている場合には、
時々その苦しみを思い出す事があると思います。
幼少時に、親がアルコール中毒で両親の諍いをみて、怖くて、耳をふさいでいた。
そして、家の中で安心していられなかった。
その時には、大きな傷つき体験をして不安定な子供だったと思います。
その時には、自分を護るすべがなかったかも知れません。
大人になった今でも、心の中では繰り返しその事を思い出して人間関係で傷つかれている方も多い様です。
現在のあなたは、自分を護る能力のない傷つきやすく不安定な子供ではありません。
それでも、辛くて仕方がないのは、過去の記憶(エネルギー)を再生し、幼少時の苦しみを体験し続けているからです。
心の中には、イメージを蓄えた物語が存在しています。その過去の物語を思い出し再生する時、
苦しみを体験します。
過去のトラウマ記憶のエネルギーを開放する事で、今、ここに存在する事になります。
ずーっと昔に起こった事に飲み込まれなくてもいいのです。今、この瞬間は、いつでも手に入ります。
過去のトラウマが開放されると、ただ、過去にそんな出来事があったな~と思い出しても、苦しさや辛さを感じる事はありません。イメージがかわります。
そして、人間関係で投影することなく、その人として見れるようになります。
トラウマがある事がいけないのではありません。
それを、忘れよう、無かった事にしようとすることで、こころが閉じてしまい苦しくなってしまいます。
簡単に開放できますので、閉じた自己を開いた自己にして“今、ここ”を楽な自分で生きて行かれてはいかがでしょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。