あ 青い鳥と い 一緒に
ニッポン再生🐾
う 動こう え 描こう お 思いやり
その犬は
住宅街を何日もウロウロとさ迷っていて
市民からの通報で保健所に保護された
・・・と聞かされました。
10歳くらいのオスで
首輪をつけ穏やかで人に懐いています。
保健所では 迷子犬の場合もあるので
警察への届け出の有無を確認した上で
1週間の収容期間の後に
県の動物愛護センターに送ることになっています。
しかし飼い主の届け出も迎えも無いので
4月6日に青い鳥で引き取りました。
このStoryシリーズで何度かお伝えしたように
首輪を着けた老犬はほとんど飼い主の迎えがありません。
長年ともに暮らした犬がいなくなっても平気なのでしょうか?
それとも保健所⇒殺処分を承知で棄てるのでしょうか?
何度も言うように動物の遺棄は犯罪です。
口の中を見るとボロボロで掃除や抜歯が必要。
10歳を超えているかもしれません。
名前を五ヱ門にしました。
青い鳥では引き取る犬猫が多いので
その都度名前を付けるのが大変です。
この頃は猫にルパン・不二子・次元と名づけたので
その流れで五ヱ門になりました。
・・・が 顔つきを見るとピッタリと思いません?
五ヱ門は ふれあいバリバリOKの可愛い子です。
飼い主は何故探そうとしないのでしょうか?
青い鳥では若い成犬とは別に
老いた犬だけが住むホームを建て
そこでのんびりと余生を送れるようにしています。
その老犬ホームに五ヱ門を入れました。
五ヱ門はなかなか落ち着かないのか
寝ている老犬仲間を踏みつけながら
室内をぐるぐる歩き回っています。
足もふらついていて哀れです。
野良犬は老いるまで生きるのは難しいので
いま老犬ホームにいる子たちは
おそらく皆 年老いてから捨てられた子たちです。
車を停めて家に入ろうとすると
玄関のフックに
犬の首輪とリードが掛かっているではありませんか!
驚いている両親の背中に息子と娘の声がしました。
「お帰り。大変だったろ」
「首輪とリードは、私が外して取っておいたの」
笑い話でもスリラーでもありません。
捨てた者は いつか自分も捨てられる
それが世の中の真理です。
*~*~*~*~*~*~*~*~
私たちが「あいかつ」を続けて行けますように
どうかご支援をお願い致します。