こんにちは。
《あかるく、あいかつ、あおい鳥》です。
今年の4月に 動物病院からの紹介で
S市の方から電話がかかって来ました。
「猫を何匹か飼っているのですが
事情があってどうしても飼えなくなりました。
何匹かは引き取り先を見つけたけれど
どうしても里親が見つからない子が4匹います。
そちらで引き取ってもらえないでしょうか」
・・・という相談です。
これまで何度もお知らせしましたように
青い鳥では保健所から引き出す犬猫で手一杯なので
一般の方からの引き取り要請には応じ切れません。
それをよく説明してお断りしたのですが
その方は電話口で泣かれ
「飼って来た猫たちなので保健所には連れて行けない。
4匹が譲渡されるまでの費用は負担します」
とおっしゃるので例外として引き取ることにしました。
○●○●○ 4月20日 ●○●○●
そして
4匹の猫が青い鳥に連れて来られました。
青い鳥でいつも見ている野良さん達とは雰囲気が違います。
人慣れしていて おっとりとしたペルシャ猫です。
飼い主さんは1匹ずつしっかりと抱きしめて別れを惜しんでいます。
一緒に暮らして来た子たちを手放すのは
どんなにか辛く哀しいことでしょう。
別れを知っているのでしょう。猫たちも不安そうです。
青い鳥に来る子には珍しく みな名前も付いていて
生まれた日付もはっきりしていました。

お昼寝用として使っていたお気に入りのカゴに入っています。

いちばん体が大きく、妹達の面倒を良くみる・・・
「妹たち」と言っていたので、この子もサスケの子のようです。
また母猫は既に譲渡されたのかどうかも分かりません。
白い姉妹はサスケの子
カズヤの半年遅れの妹たちのようです。

こうしてサスケ・カズヤ・マリ・キティー
4匹のペルシアン・ファミリーたちの
シェルターでの暮らしが始まりました。
○●○●○ 4月30日 ●○●○●
これはサスケ父さんとカズヤ
サスケ父さんも なかなかのイケメンです。
マリとキティーは姉妹なのでよく似ています。
見分け方は、キティは鍵尻尾です。
これはマリの里親様募集に使った写真です。
可愛いですね。
飼い主さんはそれまで使っていたクレート等のグッズや
大量のフードを青い鳥に置いて行かれました。
また運びきれなかった分も後日届けにいらっしゃいました。
それを見ているだけで猫たちがどれほど大切にされ
可愛がられていたのかわかりました。
きっとぎりぎりまで悩まれていたのでしょう。
やむを得ず泣く泣く手放すことになったのでしょうが
突然見知らぬ場所に連れて来られ
置いて行かれた猫たちも哀れです。
しかし
4匹とも美猫で人に慣れていますから
きっと里親様が見つかるでしょう。
続く・・・