Story まゆ.プロローグ:月夜の野良犬 | 青い鳥を求めて…

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こんにちは。

《あかるく、あいかつ、あおい鳥》です。

 

今日から何回かに分けて

「Storyまゆ」を掲載します。

10月末に保健所から引き取り
12月中頃に譲渡された7~8か月の
犬の女の子の話です。
 

そのプロローグとして

2015年6月25日に清水代表が

ブログに書いたコラム「野良犬の世界」

を再編集したものを紹介します。

これは昨年9月まで

青い鳥のパンフレットに掲載していました。

 

【野良犬の世界】

 

満月が煌々と照らす明るい夜でした。

道を歩いていると、犬が草むらで虫を追いかけ、

たった一匹で遊んでいました。

この辺りでは野良犬を見かけたことがなく、

保健所に捕まるので仲間はいないはずです。
 毛並みもボロボロで痩せ細っていましたが、

虫を見つけて、小っちゃな幸せを味わっているようでした。

野良たちのそんな楽しそうな様子は見たことがないので、

一心に遊んでいる姿を見ると、

いつもどんなに惨めに生きているのだろうと、

胸を衝かれました。

あれから、

その道を通るたびにあの犬を思い出します。

でも二度と会うことはありませんでした。

私たちが保護する野良たちは

どの子も暗くいじけた雰囲気があるので、

人間から害虫のように扱われ、

やさしく声をかけてくれる人は稀です。

「汚い」と嫌われ、

大声でおどされたり石を投げられたりして追われ、

いつも飢えています。

さらに凍るような冬や熱暑の夏、

野良どうしの喧嘩や病気、

交通事故に遭う危険などと常に隣り合わせなので、

どうしても暗い目になって行くのでしょう。

もちろん中には愛想もよく、

人から餌をもらったり優しい言葉をかけられたりして、

ましな姿の子もいます。

それでも顔立ちが暗いのは、

過酷な日々を送っているからで、

この子たちのせいではありません。

 

しかしそんな野良から産まれてくる子でも、

えっ!と思うくらい可愛いのです。

そして人間が愛情をもって育てると、

ますます可愛く魅力いっぱいの子になります。

きっと愛情がいちばんの栄養なんですね。

血統など関係なくただ輝くような命があるばかりです。

動物愛護の活動をしていると、

あの月夜の野良犬のような胸の痛む場面にも出会います。

でも私が活動を続けていられるのは、

命の輝きを目の当たりにできる、

素晴らしい体験があるからなのです。

 
 
― 次回予告編 ―
 
グミ: 今日、保健所から来た子です。女の子です。
れいこ: 写真では3・5か月くらいに見えるけど、実際はどうなんでしょう?
グミ :意外と小さく見えます。女の子だからかなぁ〜。
リラックス :首輪をしてるようですが、飼い犬ですか?
グミ:いえ、野良のようです。でも触らせてくれて、首輪もさっき着けました。
 
 
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