こんにちは。《あかるく、あいかつ、青い鳥》です。
青い鳥のシェルターには何匹か成犬がいます。
飼い主の飼育放棄や迷い犬として保健所に収容されたのを青い鳥で引き取った子たちです。
月齢2~3か月の子犬や子猫はすぐに里親が見つかりますが、6カ月を過ぎている子は貰い手が少なく、何か月も、場合によっては何年も青い鳥で暮らす子もいます。
2014年に虐待から保護した「むぎちゃん(推定2歳)」のことは、何度もブログで紹介しましたが、ついに里親様と出会えずに天国に逝ってしまいました。
そのことを書いたブログの記事は大きな反響をいただき、成犬への関心の高さもうかがい知ることが出来ました。
そこで今回は青い鳥にいる成犬にスポットライトをあて、里親様及び一時預かり様を募集することにしました。
「人生のパートナー」として成犬も選択肢に加え、里親様になって下さる方、または里親が見つかるまでのあいだ預かって下さる方、ぜひご覧ください。
成犬の年齢は判定が難しくあくまでも推定です。またどの子も最初は人見知りをしますが、じきに慣れると思います。もちろんみんな散歩が大好き。あなたの最良のパートナーになれる素質を持っています。
1.「茶々」 雌。3~5歳。
2.「リュウ君」雄・13歳くらい・茶色のラブラドール
人が大好きで、ボール遊びも大好きです。
老犬を感じさせない元気さ。力が強いので体力のある方に。
3.「マオ」雄・もうすぐ1歳(次のマコちゃんときょうだいです)
甘えん坊です。
4.「マコ」雌・マオときょうだい・もうすぐ1歳
写真ではちょっと太めに見えますがマオと同じくスレンダーです。
4.「しろ君」雄
年齢はわかりませんが、この風貌。パートナーにしたくなるでしょ?
6.「春ちゃん」雌
写真ではまだ警戒しているような目で写っていますが、とっても可愛い女の子です。
子犬や子猫に人気が集中するのは日本だけのことらしく、欧米ではむしろ成犬・成猫の方が落ち着いていて飼いやすいとされて需要も高く、シェルターに長期間収容される成犬・成猫は少ないようです。
何故でしょう?
私たちにはそれを分析するほどの力量はありませんが、一般的には次のように考えられています。
欧米は動物との長い関わりの中で、犬や猫を暮らしのパートナーとして尊重するのに対し、日本では犬や猫を「愛玩物」と位置付けて偏愛する
欧米から日本が「動物愛護後進国」と見られている理由のひとつが、子犬・子猫のみ偏愛し成犬・成猫の「行く末」に関心が薄ことです。もちろんこれは一般論ですから、日本でも犬や猫を生涯のパートナーとして付き合っている飼い主が圧倒的に多いことは知っております。
既にお伝えしましたように、防府市では今年の2月から犬猫の殺処分ゼロを維持しています。それに伴い青い鳥のシェルターは保護した犬猫で飽和状態になっています。
里親が見つかるまでのあいだ一時的に預かり命をつないで下さる方も、ぜひご連絡をお願いいたします。