チャッピーちゃん | 青い鳥動物愛護会

青い鳥動物愛護会

NPO法人青い鳥動物愛護会の公式ブログです。人と動物が真に共生していける心豊かな社会を目指しています。

こんにちは、青い鳥です。


6月半ば、以前、譲渡したチャッピーちゃんという猫ちゃんに心配なことが

ありました。

チャッピーちゃんは、子猫のときに譲渡して、9か月くらいの女の子。

ノラ猫でしたが洋猫の血が入っているらしく、目がブルーの

美しい子です。


しかし、


その飼い主の男性本人が病気になって入院し

闘病生活に入ってしまったのです。


友達の男性Dさんと、いつも私たちもお世話になっている

包容力たっぷりのKTさんが朝と晩、二人で通って、チャッピーちゃんのお世話をしてくれています。



飼い主の男性は一人暮らしで、普通なら譲渡はしないのですが、

私たちが信頼するKTさんとDさんが、その男性になにかあったら、

私が必ず責任をもつのでチャッピーちゃんを彼に譲渡してあげてほしい、

とおっしゃったことが決め手となりました。

もちろん、ご本人も猫好きの愛情深い人でしたから。

実際、男性はチャッピーちゃんと暮らすようになり

明るく元気になっていたのでした。


青い鳥動物愛護会は動物愛護団体ではありますが

動物も幸せになり、動物によって人を幸せにすることを

大切にしているのです。ですから、一番重視する条件は

「愛」です。


しかし、男性が病気になってしまったことは残念なことでした。



代表清水と私EとKTさんと3人で

チャッピーちゃんのところに向かうと、ちょうどDさんと

アパートの下で出会いました。

それで、4人でチャッピーちゃんのおうちに。





チャッピーちゃんとDさん。

いつもDさんの訪問を心待ちにしているようです。


で、懸念というのはほかでもない。

まだ子供だと思っていて、避妊手術を先延ばししていたのですが、

実は、


どーん!




このおなか。

チャッピーちゃん妊娠疑惑なのでした。


飼い主の男性は、入院する前に、ときどきチャッピーちゃんを

外に出して遊ばせていたようで……。


まだ子供だったチャッピーちゃんに

手を出した雄猫がいたもようです。


4人で輪になって、

かわるがわるチャッピーちゃんのおなかを触り

「うーん、それっぽい。」


「どう考えてもそうだと思いますよ~」


「しょうがない、1回だけ産ませましょうか。」


と相談していたのでした。




野良猫出身で外に出たい猫をあそばせたいというのは

地域や年代によっては考え方は様々で、責められません。


でも、飼い主の男性を気遣う友達DさんとKTさんの

会話の温かさ。4人でチャッピーちゃんを囲んで交わす

会話には笑いと人情があってこういうのもいい感じだなと

私は心から思いました。


さて、受診の結果、チャッピーはバリバリに

妊娠しておりました。チャッピーは子どもだったのに~。


そして代表がチャッピーを預かり、子猫を産ませることに。


そして、7月の上旬、生まれました~。






チャッピーは驚くほどおっとりとした性格になり、

目が慈愛に満ちた美しい目になっていました。


驚いたことに、

代表が

「チャッピー、おばちゃんにキッスは?」

と言うと、

チャッピーは子供をおいてすっくと立ち上がり、

代表のところに来てキッスをして

また子供のところに戻るのでした。

すごすぎる!

(でも、母猫にそんな要求は自重してください(笑))












可愛いですね~


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