8月中、何回か口内炎に悩まされました。
よくあることではありますが、口の中が熱っぽくて食べ物がしみてうっとおしいですよね。
ムスメのパンナちゃんは歯の矯正をしているので、金具が当たってやはりよく口内炎になります。
私の場合はたぶん食べ過ぎ。
パンダの薬膳ノート
口の中の傷やウイルス、ビタミンB群の不足などが原因と言われる口内炎ですが、中医学的には「心火」が旺盛になっている状態で現れる症状です。中医学では心(心臓)の不調は舌に現れると言われます。
心に熱がこもってしまう原因は、食べ過ぎ飲み過ぎなど不摂生や暑さなど外的要因によるものの他に、気の流れを調節している肝の働きがストレスなどによって滞って熱が生じ、その熱が心に飛び火して舌に現れる、というものもあります。
そんなつらくてうっとおしい口内炎、お口の中をひんやりさせたいときにぴったりなのが、水分豊富でこもった熱を冷ましてくれる食材。
夏の野菜や果物には熱を冷ましてくれる働きを持つものがたくさんあります。
その代表がスイカや苦瓜、キュウリやトマト🍉
苦瓜とトマトのサラダは夏の定番。
刻んで、さっと湯通しした苦瓜にカツオブシとおしょうゆをかけたおひたしも、好きな人にはたまらない!
★苦瓜とトマトのサラダ
苦瓜 1本
トマト 大1個
ツナ缶 1缶
マヨネーズ 適量
苦瓜は半分に切ってワタとタネを取り除き、5ミリ厚さに切って塩でもむ。色が鮮やかになる程度に湯通しして、水でよく洗う。
このとき、よく絞るとだいぶ苦味が抜けます。
食べやすい大きさに切ったトマト、油を切ったツナ缶、マヨネーズをあえる。
よく冷やして食べると格別!
真夏には、脱水予防の水分補給の意味でもカリウムたっぷりのスイカがとてもよいのですが、この時期にはもう手に入りにくいし、体を冷やしすぎるのも気になります。
苦瓜の苦味が〜というお子さんにもちょうどいいのがトマト…なんですが、トマトの酸味が口内炎には大敵!
トマトでしみると飛び上がるほど痛い![]()
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というときに活躍するのがキャンディトマトです。
作り方、というほどのこともありません。
ミニトマトのヘタをとって、ハチミツにつけておくだけ。
ジップロックにトマトとまぶす程度のハチミツを入れ、空気を抜いて密閉して冷蔵庫で一晩。
酸味が和らぎ、あまーいフルーツに生まれ変わってます!
ハチミツは元気食材で、咳止めや皮膚の乾燥にもよく用いられます。
これからの季節、喉の痛みにもいいよね!
パンダ母ちゃんの崇拝するフレディ・マーキュリーは、ハチミツ入りの紅茶がお気に入りだったのよ←余談、余談!
注意![]()
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ハチミツは1歳未満の赤ちゃんには食べさせないでくださいね。
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