特別緊急企画:インフィニティXとその元ネタに関する事実 | 蒼のアプリゲー日記

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現在プレイ中のアプリゲームを中心に徒然と書いていきます。現在は白猫プロジェクトメイン。
不定期更新でまったりとやっていく予定です(・Д・)ノ

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サクッとクリアしました! 
……つーか今回はHARDとかないの?

とにかく予想通りというか、クトゥルー神話ネタ満載でニヤニヤしっ放しでプレイしてました。
そこで今回は特別緊急企画として、各シナリオ及びステージタイトルの元ネタ紹介をしてみよう、と。

いや、やっぱりクトゥルー信徒としてはこの機会を逃さず布教に励まないと、ね。


序章
「調味料開発者 ハーバート・W」
前回の記事でも書いたとおりラヴクラフトの「死体蘇生者ハーバート・ウェスト」が元ネタ。死者を蘇生させる実験に取り憑かれた若きマッド・サイエンティストの物語。

「名状しがたき調味料」
ラヴクラフト作品「名状しがたきもの」から。また邪神の一柱、ハスターの異名でもある。

「未知なるソースを夢に求めて」
ラヴクラフトの分身ともいえる神秘学者、ランドルフ・カーターが夢の世界の最奥、幻夢境カダスを目指す冒険物語「未知なるカダスを夢に求めて」から。

本編
「謎のソースを覆う影」
ラヴクラフトの代表作の一つ「インスマウスを覆う影」から。寂れた港町、インスマウスを訪れた青年が知った邪教崇拝の秘密と一夜の恐怖を描く作品。

「ナルト写本」
クトゥルー神話作品中で言及される魔導書「ナコト写本」から。

「闇に囁くメイド」 
ユゴス星より宇宙を渡って訪れた謎の生命体の陰謀に纏わるラヴクラフト作品「闇に囁くもの」から。

「ソースの大いなる種族」
「時間からの影」に登場する、時間を超える精神寄生体「イスの大いなる種族」から。

「ルルと館にて待ちいたり」
ラヴクラフトの代表作「クトゥルーの呼び声」に登場する呪文から。
「ふんぐるい むぐるうなふ くとぅるぅ るるいえ うがふなぐる ふたぐん(ルルイエの館にて死せるクトゥルー、眠れるままに待ちいたり)」

「美食教典儀」
神話作品で言及される魔導書「屍食教典儀」から。人肉屍食について書かれているらしい。

「タコヤキ断章」
魔導書の一つとして言及される「グ・ハーン断章」から。
詳細は不明。

「キッチンメイドと奇怪な事件」
先祖に魔術師として恐れられたジョゼフ・カーウィンがいることを知った青年、チャールズ・ウォードが迎える悲劇を描いた傑作「チャールズ・ウォードの奇怪な事件」から。

「二度づけの怪」
邪神ヨグ=ソトースの血を引いて産まれたウィルバー・ウェイトリーの奇怪な行動と、ダンウィッチ村に迫り来る恐怖を描いた「ダンウィッチの怪」から。

「無情都市」
砂漠の下に眠っていた遺跡は有史以前に存在した人類とは異なる生物のものだった……という「無名都市」から。

「這い寄るコナモン」
邪神の一柱、ナイアルラトホテップの異名「這い寄る混沌」から。
『二度と千なる異形の我に会わんことを宇宙に祈るがよい。我こそは這い寄る混沌、ナイアルラトホテップなれば!』

「異次元の極彩色」
隕石と共に飛来した『色』が引き起こす恐怖を描いたSFホラーの傑作「異次元の色彩」から。

「グレートオールドオムレツ」
クトゥルー神話にて言及される、人類発生以前の地球に君臨していた種族の総称である「グレート・オールド・ワン(旧支配者)」から。

「狂気の食卓にて」
ミスカトニック大学の調査隊が南極で発見した未知の山脈と人類の発生よりも古い遺跡。そして異形の存在……「狂気の山脈にて」から。

「ソースよりのもの」
「闇に囁くもの」に登場する異星生物「ミ=ゴ」の別称である「ユゴスからのもの」

「輝く11面トーラス」
「闇をさまようもの」に登場するアイテム「輝くトラペゾヘドロン」から。
作中では作家、ロバート・ブレイクがこのアイテムから邪神ナイアルラトホテップを召喚してしまったことで悲劇的な最後を遂げることになる。

「ガストロノミコン」
クトゥルー神話に登場する最も有名な魔導書「ネクロノミコン」から。
紀元前に狂えるアラブ人、アブドゥル・アルハザードが執筆した「アル・アジフ」を原典とする。

「ルル・ルゥの呼び声」
一連の神話作品の代表作といっても過言ではない最重要作品「クトゥルー呼び声」から。叔父の遺産を受け継いだ主人公が好奇心からその研究を引き継ぎ、人類よりも古い太古の宗教の存在を知る。
断片的な情報が繋がった先に現れる恐るべき真実とは……全人類必読の名作ですぞ!


クトゥルー神話には多くのクリエイターが参加しているのですが、今回の元ネタのほぼ全てがラヴクラフト作品から、というところにこだわりを感じますねw
元々絶海シリーズや人魚の設定にそれっぽさは感じていたのですが、ここまではっちゃけくるとは……内容的にも程よく狂気に満ちていて、神話パロディ作品として楽しめました。
反面、神話ファンの人はどうなんだろう、という疑問もありますがw

とりあえず、この記事を読んで興味を持たれた方が神話作品なりラヴクラフト作品なりに興味を持っていただけたら嬉しいな、と。

初心者には青心社の「クトゥルー」シリーズか創元推理文庫の「ラヴクラフト全集」をオススメしますよ(・Д・)ノ







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