95歳よしこさんの困った行動”何度も着替えるのは職業が関係あるのでは?” | 縁結びの島根県バルーン屋の独り言 あおいそらのブログ

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何度も着替えるのは昔からの習慣なのでは?

 

 

このところ私の調子が悪いことを心配して

お電話をいただいたり、励ましのメールをいただいたりと

ご心配をかけています。

ありがたいことです。

 

その中で、姑のことも昔から知っている方から

 

「先生(昔 教師でしたので、知っている方はそう呼びます)は

現役時代もきちんと服を着て教壇に立っていたし、よく着替えておられたから、その癖が今でも出るのでは?」と

言われました。


そういえば

子どもたちが小学校へ行き始めた頃に

 

いつ行ってもトレーニングウエアーの担任の方がいることを

話をしたことがありました。

 

最近は多いんですよね。

子どもたち相手だと動けるほうがいいんですかね?と

 

深い意味もなく姑に話をしたら

酷く怒ったことがありました。

 

「一日中トレニングウエア-で子どもたちと接するなんて

絶対にダメだ」

 

「きちんとした服装で生徒さんと接しないと

生徒に失礼だよ」

 

「自分たちが現役のころは、美容院も毎週行って、身綺麗にしないと

体育や遊びとは勉強は違うんだから、メリハリをつけて、たとえ子どもでも、きちんとして教えないといけないのだ」と

 

 

体育の時間や運動会などの行事以外にトレニングウエアーにはならないと力説していました。

 

 

姑からあまり心に残るいい言葉を聞くことはなかったのですが

この時は

 

きちんとしないと教わるこどもたちに失礼にあたる

って言葉を聞いたときは、

真剣にこどもたちに向かい合っていたんだと思いました。

身綺麗にするのは保護者とか上司の目を気にしてかなと思っていたので、こどもたちへの尊厳を持っていたことに、びっくりしました。

 

もう一つだけ、

ほっーと思ったことがあります。

一つだけですが、

 

「入学から卒業までの6年間を無事に生徒さんを送り出すのが

教師の責任だから、必死で守ったし、卒業まで無事って大変なことなんだ」と言ったことですね。

 

今の、生徒がいじめで自殺なんてことを平気で隠ぺいする

担任や教育員会に比べたら、姑のの思いは素晴らしいなと

思いました。

 

40年以上一緒に暮らして

この2点だけ、姑に良いこと言うなと思ったことです。

 

 

週に一度は美容院へ行っていたということも驚きでした。

 

綺麗にしていかないと子どもたちに言われるとも

 

そういえば、私が小学校の時の女性教諭の方たちは

みなさん、とても身綺麗にされていたなと思います。

 

子どもたちの担任への記憶は、二人ともほとんどないですね。

私は小学校の担任だった先生と晩年までお付き合いをしていました。

 

どの先生も大好きでした。

おひとりお一人が生徒にたいして姑同様、大切な存在として対応してくださったからだと思います。

 

 

退職後に習字を教えているときも

姑は普段着ですることはなかったなと、思い出しました。

 

教師や習字の指導には本当にまじめに必死で取り組んで

着たことがわかります。

 

 

 

そして現在は

 

 

家にいると

とにかく何度も着替えます。

 

あまりに着替えるので

注意をすると

 

 

 

 

「私には私の考えがあってやっているんだ、 文句を言うな  鬼嫁」

罵倒されます

 

姑は現役時代の生徒さんの前にたつための

着替えなのかもしれませんが、

 

 

その理由がわかっても

 

 

鬼嫁は姑の行動に気持ちを添えて

なんて、ことはできません。

 

専門家は↓のようなことを言われますが

 

本人のためと思って対応しても、誤った接し方が原因で、認知症の症状が進行してしまうこともあります。

認知症の方が感じている世界を正しく理解し、思いやりのある接し方を心がけることで、お互いが安心して生活できるようになります。

 

無理です。

 

優しくしようと思っても

 

若いころに、三つ指をついてお願いしろとか

夜中に姑が師匠に失礼な態度をとったから、私たち夫婦が

謝りに来いと、師匠から言われて、流産の危険があるのに

真夜中に誤りに行かされたこと(私たちに何も落ち度はないのですよ、姑が師匠に失礼な態度をとったから)

息子の不祥事を親が謝るのならわかりますが、

反対でしたし、まったく私たちに申し訳ないとは言いませんでした。

理不尽ですよね。

 

そんなことが、すぐに思い出されるので、

姑に優しく手を添えたりすると吐き気がしてきます。

 

やはり、家族の介護はどんなに勉強しても理屈でわかっていても

 

それまでの歴史ですから

 

理解できても優しくは出来ない

 

 

 

 

 

 

 

認知症の多くが

以前の父や母とは別人になったとか言われますが

 

よしこさんの場合は

以前からすこしほかの方とは異なった行動をとる人でしたから

認知になってから性格が変わったのではなく

 

より本性に近づいたと思ってます。

 

姑の息子である夫も

孫である娘も息子も、今までされてきたことを

身内だから許せない部分があるので

認知だからということで、対応したり

優しくしたりは絶対に出来ないと言っています。

 

ただ、私は他人ですので

ある意味、介護職みたいに、少しだけ客観的に

対応が出来るのだと思います。

手は添えれなくても見守ることくらいは出来ますので

 

 

 

 

どんなに異常行動の理由がわかっても

 

何度も着替える行動を防ぐ手当てはないんですよね。

 

今日はデイサービスですと伝えたら

それこそ大変、

もう、、いろいろいろいろ 着替えます。

 

ただ、単に異常行動ではなく意味があるとわかると

こちらもすこし優しくはなれるので

それだけでも好いのかもしれませんね。

 

 

今日は、デイがお休みですので

一日在宅です。

なんど着替えるのでしょう。

 

朝はトーストと温かい牛乳

これを出来るだけ、自分でオーブントースターと

レンジでチンするようにお願いしています。

出来ない日もありますが、

今日は出来ました。

 

今、レンジの前で

デシタル表記の秒数を

声を出して、カウントしています。

 

30.29.28.・・・・・・・と

 

毎日の事

たまに、カウントだけして取り出すのを忘れることもあります。

 

今日もよしこさんとのバトルが始まりました。

 

 

ちなみに、今朝は2回着替えています。

 

寝間着からいったん薄いブラウスに着替えて

顔洗ったり、テレビを見ていましたが

食事を呼びに行き、降りてきた

今は紺色のTシャツで食事を食べるらしいです。

 

 

食事を食べている間に

押し入れから寝間着と薄いブラウスを没収して

洗濯します。

 

どんなに理由がわかっても

手の打てないものは変わりようがありません。

 

今日も頑張って

よしこさんと一日過ごしましょう。

 

 

 

仕事やっています。

ご安心ください。

 

今日は

おむつケーキとアンパンマンのバースデイギフト

羊のお散歩バルーンのギフトを今から発送します。

 

音符のギフトの作成もしますよ。

ギフトのご注文ありがとうございます。