血圧の高い人はお醤油大好き ”鬼嫁の霍乱ストレスだよね。” | 縁結びの島根県バルーン屋の独り言 あおいそらのブログ

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感動したこと、そして一番伝えたいこと
書かせていただいています。

姑の介護の毎日です。


鬼嫁と叫んでからは
ここ数日は落ち着いて、下血もありません。
木曜日の受診待ちです。
 
 
姑の日々の生活で気がついたことを書いてみます。
 
姑が元気なのは
食欲が旺盛だということが理由のひとつだと思います。
 
私自身に食欲がなくても体調が悪くても
姑には、メインのお魚かお肉のものと
煮物、酢の物、香の物と最低でも4種のおかずを
ワンプレートに盛ります。

 

イメージですが

こんな感じです。

 

基本は大皿を何皿か料理ごとに出して

各自、好きなものを食べるのが我が家の食事なんですが

 

そうすると、自分の好きなものしか食べないのです。

夫もそうなんですが

メインの料理は好きですね。

4人で食べるときには

お魚は4切れとか4尾出しますよね。

 

この親子は

4人だから一人一切れとは思わないらしく

 

自分好みだと

2切れでも3切れでも食べてしまいます。

 

野菜の煮物や厚揚げは姑はあまり手をつけません。

お漬物とか佃煮とか

塩分の多いものはご飯に合うので、そればかりで

サラダや酢の物も食べません。

 

そこで、姑だけは

プレートでバランスの良い献立にすることに


昨夜は、

冷奴と

チシャとチリメンジャコのサラダ、高菜の胡麻和え、

野菜の天ぷらときゅうりの漬物でした。

 

 

食事のスタートと同時に

 

 

 

 

冷奴に

お醤油大量投与

 

 

冷奴の仕切りの中が

お醤油の池のようになり

豆腐が黒い池のなかの浮島の状態に

 

どうするんだろと観ていると

 

凄くうれしそうに

お醤油の池に

 

他のおかずを

チャポンと投入

 

シャバ シャバと泳がせては口に運んでいます。

 

高菜の胡麻和えも

一旦池につけてから

 

天ぷらももちろん

真っ黒に染みたものを食べています。

 

極めつけは

お箸の先をお醤油の池につけて舐めはじめました。

 

 

流石にそれはお行儀が悪すぎるので

 

「お母さん、お醤油つけすぎは血圧に悪いから

冷奴だけにして、後は味がついているから

お醤油つけるの止めようね」と伝えると

 

まるで子ども

ばつ悪そうにしていました。

 

 

姑や夫を観ていると

 

血圧の高い人はお醤油が大好き

 

 

減塩とか、減酒とか言われても

好きなものをやめることが出来ません。

 

結婚したころに

姑が皿に残っているお醤油を吸っているのを観たことがあります。

 

ビックリして聞いていみると

 

 

塩物を捨てるのはバチが当たると

 

私が野菜を煮付けるのに

たっぷりのだし汁を使うのを、もったいないと言われ

 

大根やジャガイモの煮物を翌日にも出すと

次の日の煮物はすっぱいから私は食べないと????????も

 

今までどんな煮物を作っていたのか?

 

 

基本

姑は料理がへたくそです。

 

私は、本当にこの39年で

数えられるくらいしか姑が作ったものを食べたことがありません。

 

何度か、体調不良の時に作ってもらいましたが

どうしても食べる気になれないものでした。

 

私が入院をすると

子どもたちが、

おばあちゃんの料理は

この世のものとは思えない味だから

早く退院して欲しいと泣かれました。

 

 

姑が

ジャガイモを煮るのを一度確認したことがありました。

 

煮物の基本は

「サ、シ、ス、せ、ソ」

 

今は最初から味が出来ている調味液で

煮物を作ったりするので、現在はあまり言われませんが

 

 

煮物の味付けは

砂糖からするとの教えですよね。

 

塩味を最初につけてしまうと、浸透圧が高いので食材から水分を出してしまったり

(酢物の前に塩で水分を出すのはそのため)

塩の後に砂糖を入れると味が染みこまないと言われています。

 

姑の煮物は

鍋にすべての材料を入れてから

まず、醤油をだぼだぼと入れました。

 

それから火にかけて

砂糖を入れますので

 

醤油の味しかしない煮物になります。

 

 

そのうえ、

塩物を捨てるのはバチがあたると言いますので

 

煮汁は最低限で

味がしみこまないまま、煮汁がなくなるまで煮ます。

 

醤油を煮詰めるとすこし酸っぱい味になります。

とても不味い上に

 

翌日は、もっと味が落ちてくるので

姑の言う、翌日の煮物は不味いから要らないというのもわかります。

 

すべての塩分を吸い込んだ大根は

ふっくらもしていなくて、

小さくなっていて不味いです。

 

 

それを見てからは

絶対に姑に料理をつくってもらうのはやめました。

 

そして、私のだし汁で野菜をひたひたにしてから作る煮物は

「あら?このジャガイモは美味しいね」と

姑に言わせました。

 

 

料理が下手なうえに

醤油を残すのが嫌いで、皿に残ったらすうくらいの塩分摂取量

 

 

そうなんです。

我が家の高血圧の二人は

お醤油が大好き

 

 

 

塩分と血圧の関係は

「さしすせそ」の理由と同じです。

 

塩分(ナトリウム)を過剰摂取すると血液の浸透圧を一定に保つために血液中の水分が増え

結果的に体内を循環する血液量が増えます。

このため、末梢血管の壁にかかる抵抗が高くなって血圧が上昇すると考えられています。

 

しっかりとしただし汁で旨みをつけると塩分が少なくても美味しい料理が出来るのですが

 

姑も夫も

その素材の味を見ないで、とにかくなんにでもお醤油やソースをまずかけてしまいます。

 

どんなに血圧の薬を飲んでも

体の中に、ドンドンと醤油を飲むように取り入れたのでは

血圧は下がりませんよね。

 

高血圧

心臓疾患

糖尿病

認知症

それ+ 大腸に腫瘍の

病気持ちの姑

 

95歳

面倒だから塩分のことも言わなくていいかなと思いますが

 

どうしても、

お醤油の池は

私には我慢できませんね(苦笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

姑との介護生活のブログは下記にもあります。

 

あけまして睡眠不足姑との戦いの幕開けですね。

 

瓦そばが悪いんじゃない