着物の紋は実家の紋か、嫁ぎ先の紋か  島根のバルーンショップBLUESKY | 縁結びの島根県バルーン屋の独り言 あおいそらのブログ

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日本の家紋って

 

デザイン的にも優れていますよね。

 

バルーンでは時々

菊のご紋を作成することがありますが他の

紋はデザインは素敵ですがバルーンでの表現は

難しいものばかりです。

これはオラクルさんの作品です。

私のは

まだまだ修行が足りていません。

 

紋といえば一番有名なのは

 

水戸黄門の格さんと助さんが悪者を退治した時の決め台詞「この紋所が目に入らぬか」で知られるようになった葵の御紋

 

 

葵の紋を代表に 日本には数多くの家紋がありますよね。

 

娘から、訪問着や喪服には実家の紋が入っているけど

 

嫁ぎ先のお母さんはどうやら、嫁ぎ先の紋出ないので

あまり良い顔をしていないとのこと

 

我が家は橘

 

私の実家は正式には花橘ですが

 

簡略で橘紋で実母は着物をつくってくれました。

 

たまたま嫁ぎ先が橘でしたので紋がどうこうって

あまり考えていませんでしたが

 

娘のところは全然違う紋とのことで

 

関東では嫁ぎ先の紋で着物をあつらえる風習もあるらしく

 

嫁ぎ先の姑さんは関東生まれの方なので

 

嫁ぎ先の紋をと考えられているみたいです。

 

いろいろ調べてみましたけど、

きちんとした決まりは無いみたいです。

 

女紋といって代々女性がついで行く紋もあるみたいで

我が家の紋は橘ですので、それは私の母も使っていて

それを孫である娘がみにつけるのは女紋ということで言うと

おかしくはないのです。

 

紋付羽織袴は、正式礼装です。

女性も紋付を着るときは正装ですので

その人そのものを表しているものだと思います。

 

実家とか嫁ぎ先とか出なく

自分が一番しっくり来る紋をつけるのが

私は良いような気がします。

 

こだわって、その家の紋をつけたければ

それもよし

 

そんな風に堅苦しくなく考えられた良いのにと思います。

 

娘には紋シールなるものがあるらしいので

どうしても嫁ぎ先の紋をといわれたら

シールを用意して嫁ぎ先の冠婚葬祭でのときは

嫁ぎ先の紋で、それ以外の時にはせっかく用意した着物ですから

実家の紋を身につけて堂々と着物を着こなせば良いのではと

アドバイスしました。

 

たかが紋

されど紋

葵の紋ほど権威も歴史もないかもしれませんが

自分のルーツの印です。

大切に受け継ぐ気持ちさえあれば良いのでは思います。

 

今日で母の日ギフトの発送は終わりました。

次は父の日ですね。

 

お父さんも「ありがとう」って言葉もらうとうれしいですよ

父の日もお忘れなく

 

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