私の事【納棺】私が悪いの? | 前向きに生きる死別シングルマザー!グリーフサポートとヒプノセラピーで未来につなぐ

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幸せだった生活から一変。夫が交通事故死。
突然未亡人のシングルマザーになった私。

心に寄り添う活動「死別シングルマザーお茶会」を開催
グリーフサポートとヒプノセラピーで自分自身を大切にすることをお伝えしています。

こんにちは
諦めない心の体質ケア
蒼 心堂【あおい しんどう】です。


私の事 第7弾



主人は北を枕に眠っています。
眠っているという表現は適切ではないのかもしれませんが、私にはそう思う事しか出来ませんでした。


夜になって家族で、、、5歳の息子は冷たくなっているパパが怖くて隣に眠ることが出来ませんでした。足元で眠るのがやっと、娘と私、そして主人の母。主人の父は葬儀の準備や所用で一旦兵庫の自宅に戻っていました。

主人が自宅で過ごす最後の夜です。


明日はお通夜だし大変だから寝るようにと両親から言われましたが、とても眠れるような気分ではないです。


一晩中主人の顔を見て思い出を振り返っていたような気がします。


お通夜の日、葬儀会社の方が湯灌に来られました。専用のバスタブの中に横たわっている主人の足元から胸にかけてお湯をかけてあげます。
その後湯灌師の方が髭を剃ってくださったり洗髪をしてくれます。


気のせいかもしれませんが、主人の顔が気持ち良さそうに変わっていきます。
サッパリした〜って言ってるようです。

あとは私達遺族は席を外し納棺の準備が行われました。

最後の服装は先日買ったばかりの新しいスーツです。
ワイシャツもネクタイもして、今にも起き上がって仕事に行きそうです。

次は棺に入れる物。

一週間後の父の日。プレゼントを保育園で製作していたので先生が持ってきてくださいました。

家族写真、主人愛用の会社のジャンパー、結婚前に交換していた手紙の束。七夕祭りで着る浴衣。ビデオテープも入れたかったけど、プラスチック製品はダメとのことで諦めました。

他にも色々思い付くものを入れてあげました。

昼過ぎに主人の父が付き添って棺は葬儀会館に出発して行きました。


後から私は身支度を整え会館まで行きました。

会館に着くと主人の叔父、叔母さん達が
私は「すみません。」と頭を下げました。
何がすみませんなのかわかりませんが、、、


ただ10人位いた叔父、叔母の中で言葉を発する人は誰も居ませんでした。
私は下げた頭を上げることが出来なかった。

えっ!私が悪いの?

そんな気持ちになったのを今も忘れる事は出来ません。