カンボジアの稲作用に種蒔き機械を作りたい
~3話 いつしか海外に興味を持ち始めた機械屋~
生活のベースは北海道、田舎の農機具屋です。
独立したからには今まで以上に一生懸命働いて収入を上げなければ。
独り身じゃないのだから、フワフワしっぱなしでは家族に迷惑が掛かります。
おかげさまで危うく生活危機に陥りそうな会社員時代から抜け出すことはできました。
が、独立したからには夢がなければ生きている意味を感じられません。
どの時点から海外に目を向け始めたのかはハッキリと思い出せませんが、
サラリー時代から少なすぎる収入を補うために輸入販売は始めていました。
輸入は比較的簡単に始めることはできても輸出は難しいだろうと、
以前よりそう思っていたものの、やはり簡単には前進しません。
輸出業務となると輸入品よりも取り扱う金額が跳ね上がるだろうと、
ま、そうでなければ意味がないだろうと思っていました。
思案の末、やはり昔から気にかけてきた、毎年大量に廃棄される田植機に注目。
すでに中古農機の輸出屋は存在していましたが目をつけるのはトラクターが中心。
私が扱いたい機械とはバッティングすることなく輸出屋として共存できそうです。
独立すると決断は自分で可能となりフットワークが軽くなります。
自分が動く気にさえなればすべてが可能です。自己責任で。
そんなこともあり、現場仕事は大切にしながらも年に一回は海外視察が可能となりました。
2019: カンボジア
2018: カンボジア
2017: フィリピン
2016: フィリピン
2015: 中国
2014: ウルグアイ
その中でやはり農機具を売るということ、機械屋として大切なことを学びました。
普段当たり前にやっていることが少し立ち位置をずらだけで見え方が変わるものです。
改めて感じた、機械屋として重要な姿勢とは...
次号につづく
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