Q. エンジンがかかりません。プラグから火花が出ないです。 | 農業と機械の農機ナビ ~若き農業経営者への基礎知識~

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メンテナンスの知識を得るだけで、農業の年間経費は大幅削減可能だ! プロの農業機械整備士、農機ナビ管理人の葵が教えるニッチでマニアックなスキルと農業機械の世界をナビゲート。

先日発送した商品は岩手県久慈市へ。テレビの報道で何度も聞いた被災地。

今現在は地震発生より2週間が経過したところ。

心配していた納期は意外と、思っていたよりかなり早く、3日目で到着した。


日本中、世界中からの支援が、東北~関東の日本海側を支えている様に思う。


安全に暮らす事が出来る日本国民は、何かを自粛するよりも、

以前よりもさらに活動する事が、国内に良い影響を与える事が出来るのだろう。


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さて、いつもと変わらず機械を直す管理人。その情報が誰かの役に立てば嬉しいですね。


Q. エンジンがかかりません。プラグから火花が出ないです。
A. そのエンジン。ポイント式の古いエンジンなら...


最近のエンジンはユニットと呼ばれる小さな部品で点火させています。

今回はその部品が見えない、しかも古いロビンのエンジン。

この情報でおおよそ、ポイントの接触不良が頭に浮かんできます。


と言う事でエンジンはバラバラに。フライホイール側からオーバーホール。

見えてきたのは予想通りのポイント君です。


写真、右側ポイントの左側にくっついている小さな板バネ。

こいつがヘタッていて、もう、バネ鋼ではなく鉄になっています。

なので、カムの動きに沿って動いてくれません。という事でポイントが開きっぱなしになるわけです。


開き寸法は 0.45mm


大体かなり古い部品がメーカーから出てくるのか?いつもそれが問題。

供給期限はメーカーによって様々ですが、こんな小さな部品1つで全てが台無しになるのは悲しすぎる。

今回はなんとか部品をゲット。助かりました。