~心に花咲くおけいこ教室~ 葵桜(あおいさくら)の松嵜まゆみです。
ご訪問いただきありがとうございます。
生徒さんがほっとできる場所となるように、
生徒さんが主役の京都で一番安心感のある着付け教室を心掛けています。
次女の十三参りの着物のことを書いておこうと思います。
こちらは、山本寛斎先生の手描き京友禅です。
室町で呉服問屋をしていた祖父のお見立てです。
そして、祖父が、「うちには双子がおるんや、二枚同じの描かせろ」(なんと傲慢な)と申したらしく、
同じものが二枚あります。
一点ものに値打ちがあるって散々言うておきながら、
二枚描いてもらうってどうよ?って子どもながらに思いました(笑)
同じものですが、手描きなので、微妙に柄の位置が違います。
そうなのです。
手描き友禅は基本的には同じものが存在しません。
今でこそ、インクジェットで着物が印刷される時代なので、
同じ着物が当たり前な時代ですが、
たとえば、型染めの振り袖もわざわざ全く同じ配色にはしないものと、
型染めの職人さんから教えてもらいました。
それでもおそろいにこだわってくれた祖父にはありがたくも思いますが、
個人的には、せめて色違いにしておいてくれたら、二倍楽しめたのにな・・・とも思います。
帯も全く同じものが二本ありますが、
着付師さんも気を使って、柄を出す場所を変えてくださってます。
着物も帯も私達は選ばせてもらえなかったのですが、
(祖父の会社に父と母が行って決めてきた)
35年ほど経った今も、古臭いどころか、今でも着たいと思える、素敵な柄です。
ちなみに、小物は全部、親戚のおじさんの着物屋さんで。
小物だけは自分たちの個性をだせてもらいました。
そんなこんなの思い出深い振り袖。
同じものが二枚あることなので、うちの姉妹か?
姪っ子とうちの次女か?
いつか二人同時に着せてやりたいと思います。
ちなみに、今回は、帯結びは文庫系のアレンジをその時の気分で作りました。
(後ろ姿の写真があまりなかったです)
着付けてたときに、(文庫なので)大きめの羽根を作ったら、
「羽根こんな大きくて大丈夫?」と心配してくれた次女。
そんな感覚まで身についていたとは、
ビックリ嬉しかったです。
(何やら気になるらしい・笑)
2年前、着慣れない長女は、「苦しい」ってブーブー文句言うてたけど
(その割には、嵐山をダッシュしてたけど)、
次女は苦しがらずに、ご機嫌で着てくれてました。
個人的には十三参りを済ませたので(フライングで)、
もう、肩揚げせずに着物や浴衣を着せてやれると思うと、
とっても楽しみでもあります♪
(毎年、藤井絞の浴衣が着せてくれとせがまれてるのです←本物がわかる女・笑)
※肩揚げってなんのこと?という方はこちらをご覧ください。
https://ameblo.jp/aoisakura-blog/entry-12070353971.html
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◆季節を楽しむ着付レッスン 5月11日(金) / (5月10日(木)、5月24日(木))
◆きもの文化コース 5月16日(水) 開講 残2
◆礼装レッスン 木曜午後クラス 残1
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