~心に花を咲かせましょう~ 葵桜きもの着付教室のまつさき まゆみ です。
ご訪問いただきありがとうございます。
日々頑張っている女性がほっとできる場所となるように、生徒さんが主役の京都で一番安心感のある着付け教室 を心掛けています。
今日は初級コース1回目で、10代(19歳)の学生さんをお迎えしました。
私が着付けを習いはじめたのも19歳。
あの頃の私を見ているようで、懐かしい。
あいにく、はじめに土曜日レッスンをご希望されていた方からの連絡が途絶えてしまい、
お一人さまでの受講となりました。
10代でマンツーマンはなかなか緊張すると思うのです。
案の定、最初は緊張の面持ちでした。
終了後には、笑顔で「楽しかったです!」と言っていただきましたけど。
そんな初回レッスンで私が気をつけていることは着物の色。
先日、「着付け講師養成講座」の生徒さんとの話の流れで
「いっそのこと初回レッスンの最初は洋服でもいいですか?」と言う話になりました。
(たしかに、すぐに脱ぐんですけどね・・・)
でもそこは、絶対着物でお願いします!!
中には着物を着ない着付の先生とか、着物を脱がない着付の先生もいらっしゃると聞くので、絶対そうでないとレッスンができないか?というとそうではないです。
だけど、第一印象は大事だし、初回でなくても先生が着物コーデのお手本になりますしね。
ちなみに私自身は、病院帰りの他装レッスンのときや、(着物に全く関係のない)ワークショップを受講する側のときは洋服のことがあります(たまには洋服着たくなるねん)。
だけど、自装のレッスンは必ず着物でお迎えしてます。
来る日も来る日も着物で、たまに着物が嫌いになりそうなくらい、着物着てます(嫌いになったらあかん・笑)
そんな中でも初回レッスンは必ずピンクを着ることにしています。
優しく見せるために(実際、優しいよ・笑)
昨日のカラーコーディネーター講座のブログ記事の真逆の目的ですね。
だから、ピンクは雨降りでも暑い日も、寒い日も、一年中着られるように、各種取りそろえております(笑)
袷の正絹(紅花紬)、袷のポリエステル、
単衣の正絹(お召)、木綿、
竪絽の正絹(無地調小紋)、綿絽の墨流し、
そんな本日も、単衣の正絹(お召)。
お召は、染と織の分類で言うと、織りの着物になります(染と織の話は、初級コースでお話しします)。
織の着物としては、お召は最高級のきものだそうです。
ですが、同じお召でもアンティーク着物屋さんで見るお召はとてもカジュアルな印象がありましたがそうでもないみたい。
(お召とは ⇒ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8A%E5%8F%AC)
ちなみに私が持っているお召は、
問屋さんでお手伝いをしていた時に、一目惚れして「欲しい!」と言うたけど、
「これは高いからやめとき」って言うて、長い間売ってもらえなかったものです(笑)
その間も、他に単衣にできるお買い得品を探してくださってましたが、
(単衣=裏地がないものですが、単に裏をつけなければよいというわけでもなく、シワになりにくいものの方が単衣に向いてるみたいです)
なかなかこれを超えるものが見つからず、最後の最後にようやく売っていただきました(笑)
長い間待っただけあって愛着もいっぱい。
レッスンに着用するには少々もったいないですが、初回のレッスンは特別な日なので、今日も着用しましたよ。
着物:西陣問屋で売ってもらった単衣のお召
帯:紫紘さんの夏帯
半衿:ペタコさんのレース半衿
帯締め:ライラック色の夏用帯締め
帯揚げ:すみれ色の夏用(横段立絽)帯揚げ
夏着物は暑いけど、
寒くてコートを羽織って隠してしまう時期よりも、
こうして羽織モノ無しで出かけられる季節が好きです。
汗だくだけど、好き。
露出が少なくて色白をキープ出来るのもいい。
ちなみに私のふくらはぎは気持ち悪いくらい白いです(笑)
とはいえ、この時期、えり足の日焼けにはご注意を。
初心者さんもニヶ月で着物美人♪
着物の楽しさお伝えします。あなたも一緒に着物ライフを楽しみませんか!?
ランキングに参加してます