~心に花を咲かせましょう~ 葵桜きもの着付教室のまつさき まゆみ です。
ご訪問いただきありがとうございます。
レッスンの中でお話ししている「着物の基礎知識」
その時にお伝えしてますが、
「黒い色無地=喪服」というイメージが強いかと思いますが、実はそうではないのですよ。
という話。
黒い色無地は「黒紋付」と言い、お葬式以外でも着用シーンがあります。
宝塚音楽学校の卒業式のシーン、
黒紋付にグリーンの袴。
家紋はそれぞれ違うものがついていたので、おそらく御自身の家紋なのですね。
袴の丈は意外に短めで着付けておられますね。
今月は袴の着付けのご依頼も数件いただいてますので、参考にさせてもらおう。
ちなみに、現在放送中の朝ドラ「べっぴんさん」の結婚式のシーンでは、
黒留袖ではなくて黒紋付に豪華な袋帯で結婚式に列席されてましたね。
黒紋付と黒留袖が混在しているシーンを見た気がするのですが、画像探せず・・・。
別のドラマかな??
ちなみに、この頃の、時代設定は昭和初期。
とと姉ちゃんも昭和初期の設定だそうですが、こちらのドラマの結婚式のシーンでは黒留袖でした。
それぞれのドラマで結婚式を挙げたタイミングがいつなのかはわからないので、そのあたりの差があるのかもしれませんが、
昭和初期でもどちらも混在してということが言えるのではないかな?と思います。
朝ドラは、主人が見ている横でチラ見しかしていないので、物語について語れず残念(笑)
ちなみに・・・その昔はお葬式は白紋付き(白喪服)を着用していたのはご存知ですか?
朝ドラでは、はいからさんが通るの時代はお葬式は白紋付きに帯結は貝の口を着用されてました。
最近では、中村勘三郎さんが亡くなられた時も奥様がそうでしたね。
これは「二夫に間見えず(再婚しません)」とか「あなたの死とともに私も死にました」という意味合いや、「黒く染める時間がなかった」という言われがあるみたいですよ。
とはいえ、着物の場合、仕立てるだけでも一晩では無理ですけどね・・・。
こんな話を「着物の基礎知識」の講座でお話してます。
トークは苦手といいながら、こういう話になると機関銃のように喋ります(笑)
こちらの「着物の基礎知識」今まではレッスンの中で少しずつ盛り込んでましたが、
今後は別メニューとしてご希望の方にのみお伝えすることになります。
(初級コース)
1回目:長襦袢まで
2回目:着物まで
3回目:着物+半巾帯
「着物の基礎知識」
4回目:着物+名古屋帯の途中まで
5回目:着物+名古屋帯
6回目:総復習
この後、必要に応じて追加レッスンもさせていただきます。
これにより、グループレッスンでも生徒さんのペースで無理なく習得できるようになります。
初級コースの新規募集、始まってます。
ご検討中の方はこちらをご確認ください。
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