~ 心に花を咲かせましょう ~ 葵桜きもの着付教室 まつさき まゆみ です。
ご訪問いただきありがとうございます。
レッスンレポやら書きたいネタがたまりまくっております。
記憶が新しいレッスンレポから。
こちらは「お太鼓結びのおさらいに・・・」とお越しいただきました。
でも、レッスンにお越しになる際に着物にお太鼓結びしてこられてまして、
「今日、レッスンいる?」って言うたくらい。
生徒さんの疑問は、「手先を返すときに、なんかもぞもぞするんです。」
その一言で考えられる原因は2つ。
一つ目の手順で「あー、それ、やってなかったです」
二つ目の手順で「えーー?これだけのことで解決するとは!!」
ほんのちょっとしたことなんです。
そして、その他にも「帯揚げがきれいにできない」問題を解決。
こちらもちょっとしたことで解決できます。
仮紐を外すタイミングだったり、紐の納まる位置だったり・・・。
それを知らなくても着物は着られるし、お出かけしても全然問題ないレベル。
だけど、ちょっとしたアドバイスをしただけで、スルスルスルーと疑問が解決。
どの生徒さんからも、
「先生の説明は、なんでそれが間違っているかがとてもわかりやすい」と、1回のレッスンで3回~5回は言うてもらいます(自慢・笑)
この日もこのいつものフレーズに加えて、
私「○○がこうなってるのは、☓☓をするときれいになりますよ」と助言すると、
生徒さん「先生、なんでそんなんまでわかるんですか?めっちゃすごい!!」
褒められすぎて嬉しくて照れる(笑)
私「でもこれ、私が足の裏痛いって言うたときに、上腕のツボを押してくださいっていうアドバイスくれて解決したのと同じことですよー。」
と、返したら
生徒さん「あー、その例え、すごくわかりやすいです」
着付け講師として着物のことだけを考えている私と、
整体師として身体の仕組みのことだけを考えている生徒さん。
プロはやっぱりすごいなということをお互い実感(笑)
そんな整体師さん、
後ろ姿の写真を撮ってお見せしたら、ご自身の背中の歪みに気づかれ、ストレッチをはじめられました。
「こっちの肩が下がってるということは・・・」といいながら腕をひねったり背中をひねったり・・・
身体の歪みを治すときと、きもののシワを治すとき、視点が全く同じだわ・・・と生徒さんの後ろ姿を観察しておりました。
(私も身体の歪み治せそうな気にさえなってきたよ・笑)
時間があまったので、着物のおさらいもしましたよ。
「すごくきれい」「言うことなし!」って言うたらめっちゃ喜んでくれて
「わ~嬉しいですーーー。写真撮ってーーー」って嬉しいな(*^^*)
着物の状態で肩の歪みを治すために腕を回されたので、若干背中にシワがよってますが、背中が小さく見える着付けを見事にマスターされております。
帰りがけに、「メールで解決できることもあるので、わからないことあったら聞いてくださいね。」
というたら、
「いや、また来ると思います。レッスン受けたら、自分が気づいてないようなところの気づきもあるので」
と嬉しいお言葉。
そして、「すっごく楽しかったです!」と心晴れ晴れで、お帰りになりました。
雨大丈夫やったかな??
初めて着付けを習うときは、手順(大きな流れ)を覚えることに一生懸命になりすぎて、こういった細かなところの記憶が曖昧になります。
でも、上達すると、この紐がとっても大事だったりもするわけですね。
例えばとっても美しい10万円の着物に10万円の帯を持っていても、
たかだか200円の紐の使い方で、美しく見えるかどうかが変わってしまうというわけです。
紐の分際ですみません(紐に成り代わって謝ってみた)
着付けがきれいだと、安物の着物でも高級に見えます。
着付けが残念だと、いくら高級でもそうは見えません・・・。
たかが紐されど紐なのであります。
紐を制するものは着付けを制するといっても過言ではありません!
初級コースを終えて、「なんとなく着られてるけど、なんか違う・・・」といつもモヤッとしながら着付けをされている生徒さんがもしありましたら、お気軽におさらいレッスン受けてくださいね。
「前言いましたよね!」
とか絶対言いませんから(笑)
着物の楽しさお伝えします。あなたも一緒に着物ライフを楽しみませんか!?