和の音が響いた時
大野智さんの姿と直に重なった
智さんの
一本通った筋の
美しさ
歌詞よりも、心に残ったのは
どこまでも透明感があり
澄み渡る、伸びやかな歌声だった
そして私達の身体の中心をも
ためらいもなく、清々しく入ってきては
心を捉えて放さない
懐に、ふわりと住み着く「声」なのだ
己は厳しく見つめ
他には優しく
厳しい世も
己の力で捻じ伏せていく
「暁」の世界と相まり
月と夜桜が舞う中で
静かに、独り佇む風景が目に浮かんだ
月明かりに照らされ
しなやかに伸びる指先
軽やかに浮かび舞う足の流れ
己の心と向き合う
そんな光景が見える様
いつもは聴き慣れた日本語も
智さんの声を通すと
また色彩が変化し
情緒溢れる光が目の前に広がってゆく
耳に心地良い風を
届けてくれる
シンプルに響く歌声は武器を持たず
身一つで立ち向かう、
智さんの攻めの心意気を感じた
高く
低く
鮮やかに流れ
止まる
自由自在に動き
舞い踊り
いつまでも
私の中で、しなやかに回り
絡まり
品と、奥ゆかしさを感じながら
どこか漂う、切なくも妖艶な香りに
和の心に似た
彼の持つ、美しい言葉と魂に導かれ
どこまでも
止められなくなり
深く
深く
堕ちていくんだ
ああ、
「暁」は
やっぱり「智」
なのかもしれないなあ…
またこうして
新しい智さんの世界に出会えて幸せです＾＾*
そして、翔さん入所記念日 おめでとうございます＊
yaco
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