妄想*花陰の光・帰路(山 | 青と虹色 ~嵐*大野智さん*天然+大宮~

青と虹色 ~嵐*大野智さん*天然+大宮~

大野智さんfanブログ。 愛されリーダー+仲良し嵐5人が大好きです

※以下妄想ストーリー(完全フィクション)です
実在の人物・団体とは一切関係ありません。


苦手な方は華麗に、スルーでお願いします





______________________________


ソチの空から故郷へと舞い降りる

冷えた体と反比例して 何だか熱く弾んでいく心。


 




「ただいま」

「…おかえり。え?家帰んなくていいの?」
驚いた あなたの顔。

「一回帰ったんだけど…智くんの顔、見たくなっちゃってさ…」


「そりゃ…嬉しいけど」

「ごめん、迷惑だったかな…」
「そんな事ある訳ないじゃん!どうぞ、入んなよ」

「うん、ありがとう」

自分でも どうしてここに足が向いたのか分からない。
だけど 


部屋に上がり
ソファに腰かけると 懐かしい香りがして
肩の力が抜けていくのが分かる…

不思議だけど どんなアロマよりも この香りが、今は落ち着くんだよな…
そんな事をぼんやりと考えていた

そこへ コトンっと置かれた2つのカップ
中から コーヒーの香りが漂ってくる。

「お疲れ様。 どうだった?向こうは」
「うん、凄かったね…   沢山の刺激を受けて
俺も頑張んなきゃって、改めて思ったよ」

「ふふ、寒くなかった?」
「え?寒かったよ。めちゃめちゃ寒かった!」
「ふふふ 俺、翔ちゃんがTV中継でさ、客席に時々映り込んでるの見かけて
寒そうだな~って」
「あはは、そんな事思ってたの?」
「うん」

そう言って、微笑みながら俺を見つめると
「そん時、翔くん すげー頑張ってんなって思ってた」
「………」

「俺、そんな翔くんにも感動したよ」

「…智 くん」


そんな あなたの言葉に
泣きそうになっている俺がいた。

好きでやらせてもらっている仕事だったけど
時々過る不安
ちゃんと伝えられているのかという焦り
素晴らしい選手の活躍を正面から見させてもらって感じた
さまざまな想い。

自分には 何が出来るだろう…って

だけど


こうして見守ってくれている人がいた

それだけで
俺はもう…十分過ぎる位 幸せなんだなって…







「じゃあ…  ご褒美だな」
「え?何??」

すると自分の口元に人差し指を持っていくと
トン トン と 2回合図する。

 


「は?」
俺は顔が熱くなるのを感じていた

「あ、いらないんだ」
「え?いるよ!いるか…ら…!」

そんな必死な自分が急に恥ずかしくなる

何 言ってんだ 俺

案の定 めちゃくちゃ笑っているあなたの姿


「……もう、笑うなよ~~~」
「んふふふ、ごめん。だって 翔ちゃん可愛いからさ」

あなたは そう言って まっすぐ心に入ってくる瞳で俺を見つめると
目の前に影を作るように入り込み
口元に柔らかく甘い感触と コーヒーのほろ苦さを広げていった



「もっと   いる?」



「……!」

俺…今、どんな顔してるんだろう
恥ずかしくて顔が上げられない。


「俺は 足んないけど」



ああ、  もう!!!


今さら、分かっていたけれど
降参だよ。


「下…さい!」



あなたには どんな風に笑われても構わない。


だって、最後はいつも









俺をあたたかく包んでくれるんだ











だから俺は
そんなあなたの優しさに


甘えたくなってしまうのかな…









その後に感じたコーヒーの味は
どこまでも甘さだけが広がっていった






















______________________________





花陰の光…帰路バージョンです。笑//

これ単独でも分かるかな…と思うのだけれど

いってらっしゃいがあれば
おかえりなさいも欲しいなと…♡
オリンピック素敵でしたね。翔さんもお疲れさま!

本当はね、嫉妬宮さんとか
アメ限定でも考えたんだけど
最終的に残ったのがこれです。(*゚.゚)ゞ


お話ってあっちこっち飛んで頭の中ぐるぐるするので
面白いな…。笑;//


色々溜めてしまってますが;
コメント、メッセ そして、いいね!
いつもありがとうございます。^^*

少しでも楽しんでもらえたら嬉しいです♡

yaco