*どこにでもある、僕らの唄。(大宮 | 青と虹色 ~嵐*大野智さん*天然+大宮~

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大野智さんfanブログ。 愛されリーダー+仲良し嵐5人が大好きです

※以下妄想ストーリー(完全フィクション)です
実在の人物・団体とは一切関係ありません。


苦手な方は華麗に、スルーでお願いします

大野智×二宮和也



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「大丈夫」って

何が大丈夫なんだろう…



一人がラク なんて言っちゃって

だけど一人でいると心配されて
何やってんだって

俺なんか










消えてしまえば いいのに…











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「踊らないんですか?」

いつも、ダンスレッスンも受けずに
気付くと部屋の隅にある椅子にすわって皆をぼんやりと見つめている

「ん?…ああ、もう終わったんだ」

でも始まってまだ20分位で
振り付けとか そんな簡単じゃないのに
終わるはずなくて…

案の定 先生に 踊れ って 怒られてる。


でも
何も言わずに抗議するアナタの目に
俺は 何だか惹かれていた。

言葉にはしなかったけど


瞳の奥に
俺に似ている何かを…感じて。


「アンタ凄いね」
「え?」
「普通、先生あんなに怒ってたら謝るでしょ」
「ふふ」
「笑ってるし」

「俺、アンタの敵にはなりたくないわ」
「…」
「だからさ、友達になろうよ」
「え…いや 俺は…」

「はい、決定ね!これ俺の連絡先だから」
「お前…すげぇな…」
「引いてダメなら 押してみなってね」
「………それ、なんか違くねえか?…」
「まあ、何でもいいんですよ。ほら アナタも教えて下さいよ」

「…   変なヤツだな 」

「よく言われます」


不思議なんだけど
この人が笑ってると自然と俺も笑えてた…

こんな感覚 初めてで
俺は ますます アンタが気になって




アナタが舞台で踊るって言うから
見に行った時の衝撃。



本気で踊っている姿を 目の当たりにした




 





俺 泣いて…


こいつ 本当に すげえじゃんって…

だけど口にはしなくて




その時の俺は 影の中で生きるのに慣れてた
慣れるしかなかった

一人で大丈夫だって思いたかった
思ってた。

周りのやつらが全部輝いていて 眩しくても
俺は別の世界で生きていて

だけど その光は 俺の影を色濃くして 
時々…

呑み込まれそうになってたけど




この人を見たら












影 が   輝いていたんだ






俺が今まで見てきた光とは違う
見つめても痛みを伴わず
内から溢れる熱を制御して隠れるように どこか冷めた体

この人も自分と戦ってるんだ。



ずっと見つめたいって
闇の中の光を見失わないように
静かに力強い その光を
俺のものにしたいって



あの時から ずっと…





ずっと…















「ニノ?」

「大野 さん…」

「泣いてんの?」
「…ちょっと、昔を思い出していただけですよ」

あなたは そっと私の頭を撫でてくれる。
昔も そうしてくれた事ありましたよね…


「俺、アンタを見つけられて良かったなって」
「え、何それ?」


「感謝してるって事ですよ」
「どうしたの…ニノ」

俺が急に真面目な事言ったから
困ってる





舞台が終わった後
俺 涙が止まらなくて

それまで頑丈に巻かれていた鎖が切れて

籠が開いて
俺も 外に 出て来られた気がしたんだ…


「泣いてんの?」
「ちょっと、感動しただけですよ…  舞台…凄かった…」



「…   ありがとう」

「泣いてんですか?」
「…ちょっと ね」

俺の頭を撫でてもみくちゃにしていく

俺、朝 頑張って髪セットしてきたのにって思って
でも、もう そんなのどうでもよくなって



「ふふ」


「あははは    …  !」





世界は捨てたもんじゃない


誰かが言ってたっけ




そうだよ
捨てるのは一瞬で

消し去るのも一瞬で



だけど
消さなかった先に 何があるのか
消してしまったら見えなかった




ここにいる  俺



目の前で笑っているアナタ






辛くて弱音を吐くのも
強がりを言うのも

結局は先に進みたいからなんだろうな




消えないよ

そう、消えたくない。


「これからもさ、俺にアンタを見せてよ」



俺が惹かれた 光




「…  じゃあ、ずっと隣にいろよな?」

「!」

柔らかい笑顔



俺は 目一杯の力で答えるんだ。




「言われなくても …








アンタの隣は俺だけだよ…! 」











 























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おはようございます。

これ、ニノの「どこにでもある唄」が大宮ソングじゃないか?って
智達から聞いてから ずっと書きたいって思ってたもので

でも、ちょっとシリアスだし抽象的な部分もあって どうしようかなって…;
別にラブも何もないし楽しくないかなって;

でも最近の大宮さんのラブラブにも押されて
出して…しまいました。あわわ;

もし、不快になった方がいらっしゃったらごめんなさい。
注意書き 一応最初には置いてあるけどね… うん。


感想…こんなのでも
もしあったら;聞かせてもらえたら嬉しいです…。弱。

今日は しやがれもあるし
ダメだったら さらっと無かった事にしてもらえたらこれ幸いです~。(_ _。) 汗//


読んでくれた方、ありがとう^^



でも、素敵なニノちゃんの歌詞なのでリンク貼っておきますね。↓
※リンク・どこにでもある唄



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