葵パールは、葵の紋を継承する母松平起三代が初代社長
二代目松平洋史子が受継ぎ、三代目に継がせようとしています。
どんな時代にも歴史があり、それは継いでいくからこそ、歴史、
文化が生まれます。そこには、武士道の世界があります。
家柄とか家紋とかあまり興味がなかった私です。海外に若い時に
いってもあまり話題にもしたこともありませんでした。将軍という
言葉は一人歩きしていました。最近、皆様から葵ということを、よく
問われます。きっと商売で葵の紋を使えてきたのは、葵パールだけ
だからです。三つ葉の葵の紋をお着物の後ろにつけて終わりに
なることより、これを世界に伝えたいという母の思いが、嫁に行った
私を養子縁組させても葵パールを継ぐには、松平でなくてはならない
強い気持ちがあったからだと、最近その重責を感じています。
ならば、日本のものつくりの素晴らしさを伝えていく紋として、広く
すすめていこうと思います。これこそが紋継ぐ意味とブランドの
意味になると思います。先日、素晴らしい組紐・やまぐちという
組紐を息子さんから魅せられました。こんな日本の伝統工芸を、
世界に伝えたいと思いました。日本伝統工芸の漆とパールは、
玉章として実用新案をとって、皆様に伝えています。
私は、これからは伝道ということを考えて、真珠だけではなく、
多くの素晴らしい商品を世界に伝えていきたいと思います。