うつくしま福島 | 青い森鉄道アテンダントのブログ

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青い森鉄道のアテンダントが沿線や青森の魅力をお伝えします!

おばんでございます!

先週に引き続き、本日2度目の更新は、三沢駅アテンダントのボール 野球ボールと、青森駅アテンダントのふじ みねこ の共同制作で、先日おうかがいした、「第2回トレインアテンダント・スキルアップ講座 in 東北」についてお話しします。


先週127日と8日、私達は福島県で開催された「第2回トレインアテンダント・スキルアップ講座 in 東北」に参加させていただきました。




出発前に、まずは目的地までのルートを確認して、切符を用意します。この段階で、我々の旅はスタート。旅行って、行く前からホント楽しいですよね。


三沢駅には「青い森たびショップ三沢」があるので、ここで切符を手配してもらいました。

青い森鉄道はJRさんとは会社が違うのですが、新幹線等のJR線の切符も、三沢駅1階「青い森たびショップ三沢」でご用意できます(一部お取り扱いしていない切符等もあります。また、2階ではなく、1階なので注意して下さい!)。



ちなみに、青い森たびショップ三沢の年末年始の営業は、年内が1228日午後7時まで、年明けは1月4日午前10時からとなっています。暮れのお出かけでご利用を予定している方はご注意くださいませ。


詳しくはこちら⇒ 年末年始における一部の駅でのJR券取扱業務休業のお知らせ




出発から帰着までもが研修だし、せっかくのチャンスなので、お客様の旅気分を身をもって体験したい。だから、なるべく多くのものを見て、食べて、買って帰ろうと、行きの青い森鉄道車内で誓い合った私達。



そこで、駅弁も体験。




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▲駅弁って、移動中の列車の中でいただくのがやっぱり一番おいしいですね! 郡山駅で、ボールは「幸福の黄色い豚めし」、ふじみねこ は、「小原庄助弁当」をチョイス。

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▲中身はこちら! 小原庄助弁当は、豪華な二段重ねでした。


やっぱり、旅先の楽しみのひとつは「食」。駅弁は帰り道の仙台駅でもしっかりゲット、おいしくいただきました。


ところで、2日目の12月8日は、会津鉄道さんの沿線観光地と、会津鉄道さんの「お座敷トロ列車」に乗車させていただきました。

最初に訪れた、塔のへつり(とうのへつり)は、会津鉄道会津線 塔のへつり駅下車徒歩約10分、福島県を代表する景勝地のひとつです。

「へつり」とは会津の方言で、川に迫った険しい断崖とのことで、南会津東部を流れる大川(阿賀川)が形成する渓谷が「塔のへつり」です。


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▲後ろに見えるのがつり橋です。笑顔で写っていますが、この場所は濡れた岩場で、足元が悪いなかの撮影で、ふじみねこは「怖いから無理」と、および腰でした。

全長200mにわたり、大規模な奇岩が並び、吊橋を渡って、舞台岩という岩の周辺を見学できます。以前はもっと広範囲で散策できたそうですが、崩落の危険があるそうで、今は立ち入り禁止部分が多くなったとか。




元添乗員の ふじみねこ は、現役時代、紅葉が美しいピーク時のこのエリアを、何度か訪れたことがあるのですが、その時はバスがひっきりなしに往来し、大変な賑わいでした。


しかし、今年は、東日本大震災の影響で、塔のへつりも大内宿も、例年のような混雑はなかったそうで、改めて震災の影響を実感させられました。




続いて訪れた大内宿は、ガイドブック等でも有名ですが、江戸時代には「半農半宿」の宿場だったところ。今も江戸の宿場の雰囲気を残している人気の観光スポットです。


会津鉄道会津線 湯野上温泉駅より タクシーで10分程度(4月から11月までは、湯野上温泉駅からレトロな車両が印象的な広田タクシー[猿遊号」が、湯野上温泉駅前と大内宿との間を15便運行している)です。
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▲両脇の民家の窓全て、中央の道に向かっていて、このような町並みは当時としては珍しいとか。




450メートルの道を挟み、両側に茅葺屋根の寄練造の民家が立ち並び、今では多くの建物が民宿やお土産屋さん、お蕎麦屋さんなどになっています。ほぼ中央にある、本陣(殿様が泊まった建物)跡は下郷町並展示館となり、古い会津の生活用具等を見学することができます。




ここでの名物はボールが挑戦した「高遠そば」。コシの強いお蕎麦なので、お箸ではなく、長ネギ1本でいただきます。


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▲ネギでおそばをいただくのは初挑戦のボール。む、む、難しい・・・。


実際やってみると、最初はうまくいくのですが、薬味でもあるネギをかじってしまうと、お蕎麦をひっかけるところがなくなって、なかなか食べるのが難しくなり、ついにはお箸を使っちゃいました。



2月には「雪祭り」もあり、雪に包まれた大内宿は幻想的で、また違った美しさだそうです。景色もとても興味深いのですが、私達にはその時に開催される 「お蕎麦の早食い大会」が、かなり気になりました(笑)。



観光地の視察の後、いよいよ湯野上温泉駅から会津若松駅まで会津鉄道さんに乗車させていただきました。


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▲湯野上温泉駅には手湯もあり、モーリーも興味津々、挑戦していました(?)。



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▲茅葺屋根の駅舎(湯野上温泉駅)は、離れて見ても大変印象的です。



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▲私たちが乗車させていただいたお座敷トロ列車。お座敷の車両と、展望車両がありました。


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▲車内は、あちこちに芦ノ牧温泉駅「ばす」名誉駅長のイラストが見られ、さらにクリスマスの飾りつけもされているので、乗っているだけで楽しさ抜群でした!



お土産には、珍しいものがたくさんありましたが、中でも、ばす駅長のクッキーが大ヒットでした。厳選された素材を使った手作りクッキーだそうで、かわいいパッケージは旅の記念になります(写真がなくてすみません)。


湯野上温泉駅では温泉饅頭や地元のお菓子もいろいろあって、ばら売りをしているのも嬉しいところでした。




あれこれと実りある2日間で、帰り道、体調は良かったのですが、体重がちょっと気になる2人でしたあせる



2週にわたってお伝えした、研修レポートにお付き合い下さって、ありがとうございました。



「うつくしま福島」は、景色もアテンダントさんも、とても美しく、おいしいものもたくさんありました。 いやー、旅っていいですね!




最後に、この度の研修に関係した全ての皆様、お会いした皆様に、改めて感謝いたします。ありがとうございました。


それでは、明日も良い日でありますように・・・・Good night!


<本日のおまけ>


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湯野上温泉駅で発見した、大きな「起き上がり小法師」。会津の郷土玩具の起き上がり小法師は、何度倒しても起き上がる事から縁起物だそうで、家族の人数より1個多く購入するのがならわしだそうです。



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▲せっかくモーリーも連れてきたので、なるべく出番を作って、登場させました!