明日は敬老の日 | 青い森鉄道アテンダントのブログ

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青い森鉄道のアテンダントが沿線や青森の魅力をお伝えします!

こんにちは、青森駅 アテンダントの ふじ みねこ です。




最近、このブログでは「○○の秋」といった話題が多いのですが、「スポーツの秋」を楽しんでおられる方も多いことでしょう。

私自身は超インドア派なので、自ら進んで体を動かすことは滅多にしませんが、スポーツ観戦は大好きです。



少し前になってしまいましたが、9月4日(日)に行われた、19回 青森県民駅伝競走大会、県民の皆さんはご覧になりましたか? 

私はこの日、仕事だったので、ビデオに録画し、夕食後、最初から最後まで自宅で観戦。あえて結果を知らない状態で見たので、録画なのに大興奮! 深夜まで熱い声援を送って観ていました。



この大会は毎年9月の第1日曜日に開催される、県内全市町村対抗の駅伝競走で、「健脚でつなげ郷土の和と心」をスローガンに、青森県観光物産館アスパム前から青森県総合運動公園までの8区間、33.8kmを、青森県の40市町村各チームが走り、総合順位に加え、市・町・村の部でも順位を競います。



私は初めて観戦したのですが、青森県ではテレビ、ラジオでライブ放送されていて、県民の注目を集める一大イベントだそうです。確かに、自分の住んでいる市やご縁のある地域をついつい応援したくなって、手に汗握る大会でした。



今年の総合順位は、1位が南部町、2位八戸市、3位東北町、4位青森市・・・と、何と、青い森鉄道の沿線市町村が上位を占めています(ヤッター)。 


5位は青い森鉄道 野辺地駅からJR大湊線でつながっているむつ市。さらに、8位は青い森鉄道 三沢駅から十和田観光電鉄でつながっている、十和田市で、9位は平内町、11位に野辺地町、12位三戸町と、沿線市町村が大健闘、すごかったです!



南部町は初優勝で、町の部の優勝は9年ぶりとのこと、本当におめでとうございました。




ところで、お話が変わりますが、明日は敬老の日ですね。

私の祖父母は、既に全員鬼籍に入るのですが、先日、私は父方の祖母に会いに行ってきました。もちろん、亡くなった人には会えるはずはないので、特別な「方法」でです。





青い森鉄道とJRの八戸駅2階には「はちのへ総合観光プラザ」という観光案内所がありますが、そこで10月まで、 「イタコの口寄せ」をしているのです。


イタコさんは東北地方に固有の巫女さんの呼び名で、霊界と人間界との媒介者として霊を自分に呼び寄せ、死者の言葉を依頼者に伝える「口寄せ」をしてくださる方です。



私の祖母は父を産んだ後、すぐに他界したので、父にも祖母の記憶はないし、当然私も会ったことがありません。でも、祖母の遺影を見ると、どことなく私に似たところがあるので親しみがありました。




「初対面」の祖母は、何度も「よく会いにきてくれた、ありがとう」と、繰り返し、「家族を大事に、仕事も頑張って、幸せになるんだよ」と、言ってくれました。

感じ方は人それぞれだと思いますが、私にとっては祖母と会えた気がして、そして、子供や孫の姿を見ることなく旅たった祖母に、ちょっとだけ孝行ができたように思えました。




下北半島・恐山の例大祭(7月)、秋詣り(今年は10月8~10日)の時には、イタコさんの口寄せのために、多くの方が訪れていますが、「はちのへ総合観光プラザ」では、八戸市内に在住のイタコさんの協力で、6月から10月まで実施しています。
お問い合わせは はちのへ総合観光プラザ  ℡0178-27-4243




明日の敬老の日、私はすっかりおじいちゃん、おばあちゃんになった父と母に、孝行の真似でもしようかなぁと考えていますが、おじいちゃん、おばあちゃんがご健在の方は、会いに行ったり、電話して差し上げると、きっと喜ばれることでしょう。


どうぞ穏やかな初秋の休日を、お過ごし下さいませ。






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