CSと診断され7年 たわいない日常を軸に
CSというフィルターを通して世界がどのように見えているのかを綴ります
CSの方も そうでない方も
こういう人もいるんだなという感じで気楽に読んで下さいね
※このブログでは読みやすさを考慮し化学物質過敏症をCS(Chemical Sensitivityの略)と表記しています。
以前は憂うつだな、ぐらいにしか思っていなかった雨ですが、CSになってからというもの、雨が降ると「いい雨!」と思うようになりました。
雨で外気が洗われてキレイになるからです。
いつも家の窓を開けるときは、外気のニオイ(柔軟剤や排気ガスや野焼きのニオイがしないか)を確認してから開けますが、
雨が降った翌朝は、まったく嫌なニオイがしません。
思いっきり窓を開けて、澄んだ空気を吸うことができます。
自分でもこんなに差が出る?と驚くほど気持ちも体も軽くなって、あれもやろう、これもやろうと活動的になります。
うちでは、冬は床暖房とカーボンヒーターを使っています。
特にカーボンヒーターはお気に入りで、遠赤外線の光に当たっていると心も体もほっこりしてきます。
雨や雪の日が続いて、何日もお日様に当たることができないような時でも、カーボンヒーターの前で少しの間じっと座っていると、
お日様に当たっているように身体がポカポカしてきます。
芯まであったかくなって、ヒーターから離れてもしばらく身体がポカポカします。
…もしかして電磁波過敏症の方はダメかもしれませんね。ごめんなさい。
昔は石油ファンヒーターを使っていましたが、CSの症状が出始めてから使うのをやめました。
点け始めと消した時に出る強いニオイも、灯油自体のニオイもダメでしたし、
部屋全体に広がる灯油が燃えたようなニオイも(頭が痛くなってくるし、吐き気もしてくるし、頭に霧がかかったようにボーッとしてくるので)ダメになってしまいました。
二階の寝室で使っていた小型のカーボンヒーターを居間に持ってきて、母に石油ファンヒーターよりも使いやすくていいよ、
わざわざ灯油を買ってきて何度も給油したりしなくていいし、空気も汚れないし、スイッチひとつですぐ暖かくなるし(電気代はかかるけど…)とプレゼンしました。
それでも最初のうちは「早朝、部屋を暖めるときだけは石油ファンヒーターを使いたい、あとはもう使わないから」などと言われたりしていました。
ずっと続けていた習慣を変えるというのは難しいものなんだと思います。
そこでひと回り大きいカーボンヒーターを買ってきて、居間に置きました。
それ以降母から「やっぱり石油ファンヒーター使いたい」と言われることはなくなりました。
父もお風呂上りにカーボンヒーターの真横に陣取ってテレビ見てるし、
母もボヤを出してしまった友人に「石油ストーブより電気のストーブ(カーボンヒーターのこと)の方がいいよ」なんて勧めてるし、
なんだかんだいって結構気に入っているようです。
「石油ファンヒーターは空気を暖めるものだけど、カーボンヒーターは遠赤外線で人体を直接暖めてくれるの、
だからすぐ暖かいんだよ」と何度か説明したけど、未だにピンときていないようですが。
かわいいワイヤーの小物入れに備長炭を入れてみました
嫌なニオイを吸いとってくれるので備長炭が好きです(煙は苦手だけど)