伊東温泉おもてな師マイスター試験に向けて~おさらいVol.1 | 伊豆・伊東市 障害者・高齢者・車椅子バリアフリー旅行          青いかば旅行社のブログ

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母の事で皆さまにはご心配頂きありがとうございました
少しずつ良くなってきてはいますが
高齢(81歳)なので、体力も無く結構つらそうです
でも、インフルの峠は越えたと思いますので
あとは良くなるのを待つばかりです・・・

前回のブログの長女の画像


「これ、もうボロボロなのに捨てないの?」と聞くと
「お母さんに怒られそうになった時に
これをお母さんに見せるんだ~!」と・・・

失敗するよ 人間だから

なるほどね~
長女は多分勉強ではなく、
知恵で生きていくタイプなのでは?と思いました

さて、来週の火曜日は
伊東温泉おもてな師マイスター試験です
本当に記憶力が無いので
ブログでおさらいをしようと思います

伊東観光番


昭和33年に松原交番として設置
県内に現存する最古の交番建築です
(バルコニーがある交番っていうのが珍しいらしい)
平成18年に伊東市に譲与され、市内3団体
(伊東自然歴史案内人会、NPO法人まちこん、伊東市善意通訳の会)
の活動拠点として使用されています
平成20年、建築から50年経った事で
国の登録文化財に指定されました


リエティ広場


平成13年、イタリアリエティ市より「オリーブオイル石臼」
寄贈をうけ「リエティ広場」を設置しました
リエティ市はローマの北東80kmに位置し
国の中心にあたるので、「イタリアのへそ」と呼ばれています


伊東市のたらい乗り競争が昭和31年
リエティ市のたらい乗り競争が昭和44年から行われ
(リエティ市のたらい乗りはぶどう酒の樽を輪切りにして行います)
それが縁で交流が続き、昭和60年に両市は友好都市となりました
伊東のたらい乗り競争は毎年7月の第一日曜日(午前)に開催されます


東海館


昭和3年旅館として開業平成9年営業終了
平成13年に市の文化施設として開館しました

昔はこのように5軒旅館が並んでいたようですが
今は東海館K'sHouseの2軒が残るのみです


その階ごとに違う大工が入って作っていて
上に行くほどに遊び心に富んだ作りになっています
それは柱、天井・書院障子の模様などから特によくわかります
(上記案内人さんより追記のご案内を頂きました
ブログで添削いただいているようでなんだかすごく嬉しいです




純木造3階建て 玄関の彫刻は
唐破風(からはふ)一枚板で作った兎の毛通し(うのけどおし)
鶴が海の中から朝日を浴びて飛び立つ姿になっています


施主は木材商 稲葉安太郎、彫刻は 森田東光
河合家(木下杢太郎<太田家>の親戚)
別荘跡地の一部を購入
木材商ならではの現在手に入らない銘木を贅沢に使った建築です

(案内人さんが教えて下さったベストアングル↑皆さんもぜひ☆)


海の入日碑(伊東オレンジビーチ)


明治41年23歳の太田正雄(木下杢太郎)名で
この作品を「明星」に発表しました
昭和60年 杢太郎生誕百年を記念して伊東海岸に建立、
平成3年に現在地に移設されました
相模大山に映える夕日を詠っています

伊東は東海岸なのに入日というのはおかしいのですが
(普通は朝日が昇ります)
海の向こうに見える神奈川県の大山に差す
夕日を入日と詠んだそうです


おそらく、画家になりたくても医学や文学の道に
進んでしまうことになった自分を重ね合わせていたであろう
という案内人さんの解釈です


木下杢太郎記念館


天保6年(1835年)創業米惣(こめそう<米屋・雑貨屋>)で
杢太郎の生家がこの木下杢太郎記念館になっています


米惣は伊東に残る最古の民家と言われています
(但し外観は明治40年河合浩蔵<杢太郎の姉の夫>
の設計で改築されました)

杢太郎の留学費などは河合家が出している事もあり
杢太郎の息子も河合家に養子に行きました


昭和60年杢太郎生誕100年を記念し、太田家より
市に寄贈され、杢太郎記念館としてオープンされました
中には、杢太郎の作品や家計図などが多数展示されています
(画家になりたかった杢太郎が描いた絵も
ポストカードとして買うことができます)


木下杢太郎とは・・・
本職は医者で、詩人作家評論家、キリシタン研究等の
歴史学者など多才なかたでした
毎週月曜日は休館日で、入館料は100円です

私が書くと、本当におさらいの羅列で面白くないなあ・・・
でも、実際案内人さんにお願いして聞いたり
ご自身の目で確かめていただければ
その良さが一層よくわかると思いますので
ぜひ伊東においでくださいね

まだまだ続く・・・大丈夫か?私