思考では理解できない領域
タントラは元々、思想とか哲学を説くためのものではない。
言ってみれば大宇宙すなわち絶対の世界と
小宇宙すなわち人間の世界が元々一体であるという考えに
帰ることを目指した実践の道
修道の仕方を明らかにするものなのである。
したがって、それを読んだり聞いたりしても
あるいは内容を知るとか理解するといった行為にしても
全く意味をなさない。
タントラはひたすらにそれに則って行動を起こし
実践することによってはじめて本来の意義を全うすることが
できるのである。
タントラは確かに難解である。
少なくとも現代人が論議をしたり
読書をしたり、計算するといったように
理性的思考によって理解しようとしても
おそらく歯が立つわけもないであろう。
こういったわけで、研ぎ澄まされた理性よりも
近代人が長らく忘れ去っていた感性によって
総合的に判断するところに
タントラを理解する道は開かれている。
頭脳で理解するよりも
眼、耳、鼻、舌、身、といった
人間の感覚器官をフルに動員することによって
わかるという理解の仕方があることを
タントラは教えているのである。
現実世界を部分的に解明するのであれば
理性によっても可能であろうが
全体を把握するには理性よりも感性が有効であり
それは直感によって到達することの領域といってよかろう。
タントラの基底をなすものは
感覚の世界にのみ姿を表すが
それを超えることはない。
しかも強烈な感覚を持って表現されていながら
この内側の最深部においては
超感覚的とも非感覚的ともいえるものなのである。
（タントラ東洋の知恵より一部抜粋）
よくクライアントさんに
セイントマリアヒーリングについて
ご質問を受けるのですが
言葉では到底説明など
できないのです
言葉にもできないし
したとしても
純度が落ちるし
表現する言葉もない、
という感じでしょうか
ですので
体感でしか伝えられないので
一度体験しに来てくださいとしか
言いようがないのです・・
（ちょっと営業のように聞こえるかも知れませんが
そうではないのです）
また、タントラヨガやヨガや
同じようなヒーリングを受けたことがあり
知識だけはたくさんあり
ヒーリングの原理や仕組みを語られたり
聞いてこられたりする方も見えるのですが
そういう方ほど
ヒーリングでエネルギーは
あまり回らないです
知識があればあるほど
そこに沿うように体験を持っていこうと
しているだけで
おかしなことになってしまっているよなぁという
印象です
（もちろん、知識があることは悪いことではありません）
それよりかは
体感型、直感型の方は
すぐに感覚を掴み取っていかれます
そして一回で体感を掴まれたとしても
このヒーリングはとても奥が深いのです
やればやるほどに体感が増し
また一回ごと違う体験があり
どんどん深い境地へと到達していくので
一回こっきりでは
とても勿体無いです
では、この体感を掴むのは
難しいのか・・？と言われれば
元々みんなが持ってる機能なので
思い出すだけ、なのです
自然の中で暮らし
自然と動物と宇宙と一体化して
生きていた古代
感性がとても発達していたので
今より遥かに人間を超えた能力も使って
生きていたのだろうと思います
感じる、とういう力
現代人はそれが退化している人が多いです
感じる力
感性が豊かだと
それだけ傷つきやすく繊細だったりして
子供の頃にとても辛すぎることがあり
その感性をシャットダウンしてしまったのだろうなぁ
という方もいたりします
ですが
その感じる力や感性が
とても重要になってくる
思考や理論理屈は
いらない
考えるな
感じろ、
の世界なのです。