【第3話】解決!?界面活性剤とは?
「どうやって知ればいいんだよー、、」
「ちょっと宜しいですか!?」
「あの~、界面活性剤の事、、、」
「僕で良かったら教えますか!?」
「それは助かる!!ありがとう″コペン″!!」
「まだ会ったばっかりなのにー」
「夢は、髪軍本部に入隊して人々のスキンケアをしていきたいんです!!」
「じゃ~~、すぐに抜ければ良いじゃねーか!?」
「ただ、ルソーさんに界面活性剤の事を勉強して貰えれば!なんとかなる様な気がして!!」
「まー何でも良いや!!」
「さっそく、かいめんかっせいざいってやつを教えてくれ!!」
「界面活性剤は、物質の境の面に作用して、性質を変化させる物質の総称です。構造としては、1つの分子の中に、水になじみやすい「親水性」と、油になじみやすい「親油性」の2つの部分を持っています。この構造が、本来、水と油のように混じり合わないものを、混ぜ合わせるのに役に立ち、汚れを落とす洗浄の働きをするのです。」
「なに言ってるか分かんね~ぞ、コピー、、、」
「もっと簡単に説明してくれよ~」
「じゃ~、マヨネーズってありますよね!」
「マヨネーズは、お酢と油と卵で出来てます。」
「お酢と油は混じり合わないんですが、、卵を入れる事で混じり合う事が出来るんです!」
「言わば、マヨネーズを作るにあたっての界面活性剤は″卵″になる訳です!」
「要は、油と水の分離を繋げる役割を果たすのが界面活性剤って訳です!」
「ん?? でもよ~シャンプーと関係なくないか!?」
「界面活性剤には汚れを落とす役割もあるんです。」
「水だけでは落とせない油をくっつけて落とす効果があるんです!」
「まとめると、、シャンプーの中身は水性の成分とか油性の成分が混じり合って出来てるんで、それらを繋ぎ合わせる効果と洗浄って効果があるのが界面活性剤って訳ですよ!」
「洗浄か!!」
「お前、詳しいな~~!」
「オレと一緒に髪賊になろうぜ!」
「話し聞いてました、、、」
「ぼくの夢は″髪軍本部に入隊する事です。言わば、髪賊団を取締まる側ですよ、、」
「気持ちは嬉しいのですが、、お断りします。」
「ケチだな~~」
「でも、なんで、、あのアミダレって奴は界面活性剤をそんなに重要視してたんだ??」
「すっご~~く強い人ですが、、」
「絶対に会いたい!!」
「そして、仲間に入れてやる!」
「無理だと思いますよ~~」
続