この物語は伝説のシャンプー【エステシモシリーズ】を巡っての髪賊達の死闘を描いた洒落である。
【第4話】鬼参上!!髪狩りのソロ
「ルソーさん、これから話す話しはよ~~く聞いといてくださいよ!」
「なんだよ~~、あらたまってコピー!!」
「ルソーさんはそういう人だと薄々気付いてしまったからですよっ」
「これから会う人は、いや、、人というよりはまるで【鬼】!!」
「本当に危険な方なんです、」
「なに~~!!!鬼に会いに行くのか~~!?」
「強そ~~!!楽しみ~~!!」
「やっぱり、、、そう言うと思ってました、、」
「なんだよ~~。めんどくせ~~な~、早く言えよー。」
「・・・・・・・分かりましたよ。」
「まず、これから会いに行く方は界面活性剤の強さや弱さを熟知してる方です。」
「アミノ酸系の剣と酸性石鹸系の剣、硫酸系の剣という三刀流の剣の使い手なんです!」
「うひょ~~!!三刀流!!かっけ~~!!」
「その方に会う事が、界面活性剤の事をもっと知ってもらえる近道だったりします!」
「ただし、、近道にはリスクが付きものなんです。」
「これから会う方は、髪賊をターゲットに狩りをしている″髪狩りなんです、、!!」
「なので、決して僕たちが髪賊だという事は内密にしてほしいんです。」
「な~~んだ、そんな事か!!分かったから早く鬼に会いに行こうぜ~~!」
「軽っっっ!!!大丈夫かな~~、、、」
「分かりましたよ、あとその方に会ったら僕が上手く話しますんでルソーさんは隣で話しを聞いててくださいね、」
「分かったよ~~!!早く、早く~~!鬼、鬼~~!!」
~数十分後~
「まだかよ~~、、コピー、、おいら、腹へってきたぞ~~、、」
「着きましたよ、、、あそこの古い道場の中にいるという噂を聞いてました!」
「おっ!!やっと着いたか!!」
「お~~い!!鬼~~出てこ~い!」
「ちょっ、ちょっとルソーさん!!!声が大きいですよ、、出てきたらどうするんですか!!」
「あ~~、誰が鬼だって~~!?」
「わっっ!わっっっ!!!で、出た~~!!!」
「髪狩りのソロ!!!!!」
「なんだ~~貴様ら!?俺様の修行の邪魔しに来たとはいい度胸じゃね~~か!?」
「それともなんだ~~、一本手合わせでもしに来たのかぁ!?」
「わっっ!!わっっっ!!!」
「ちっ、違います、、、!!!」
「き、聞きた、、、、」
「お~~!!!お前が三刀流の鬼か~~!?」
「なんだ貴様!?人の名前を聞くならまずは自分から名乗るのが礼儀だろうが!!」
「お~!!そうだったな!!!!オレはシャンプー王になる男!!サンカットのルソーだ!!」
「シャンプー王だ~~!?」
「シャンプー王なんてふざけた事を言うって事は貴様ら、、」
「髪賊か???」
「!!!!!」
「おう!!!これから仲間を増やして髪賊になるルソーだ!!」
「お前も仲間になるか!?」
「あ~~~~!?」
「・・・・・・・・」
「終わった、、狩られる、、、」
「良い度胸じゃね~~か!?」
「最後に髪に思い残す事はねーか!?」
「覚悟しやがれ!!」
「三刀流″虎刈り″!!!」
「ひぇぇぇ~~!!!」
ジョキーン!!!
「なっ、何!!」
「おい!!!何すんだよ~~、急にあぶね~~じゃねーかよ!?」
「何故、切れない!?オレの技をかわされるなんて、、、」
「初めてだ、、、!!!」
「・・・・ルソーさん、、、すげ~~!!!」
「ちっっ!!約束どーり、お前の知りたい事教えてやるよ、、、」
「真の男は、約束は守るからな!!」
「え~~~~!!!」
「おう!!約束どーり界面活性剤の強さと弱さを教えてくれ!!」
「え~~~~~!!」
「そんな約束してないって~~!!!」
「ま~~良いだろ。教えてやるよ!!こっちへ来い。」
「な、なんか~~、、、結果オーライになっちゃってるし~~!?」
「おう!!やっぱ強いヤツは違うな~~!!」
続