2日続けて母が夢の中に出てきました。

出てきたというより、それはついこの間まで当たり前にあった日常の一コマのような感じの夢でした。

あんなに会いたいと思っていたのに、夢の中の私は以前と同じ。
母の話を全否定していて、目が覚めた途端になんだか悲しくなりました。

これじゃあ母のほうが二度と会いたくないだろうなと思ってしまいました。


初めの夢は車椅子に乗った母。

「落ちるからちゃんと座って!」
「だから落ちるって言ったやろ!」

どこかを車椅子に乗って移動しているんですが、私が乗せてるんじゃなくて見ているんですよね。

また私が車椅子を押している訳でもなかったのです。

ただただ、車椅子に乗ろうとしている母に小言を言い、遠目に車椅子からずり落ちる母に向かって小言を言う。

夢の中くらいは仲良くしていたかったなぁ。



今日の夢では、母は車椅子ではなく伝い歩きをしていたので何年か前の感じですね。

洗濯機の場所をあーだこーだ言っている夢でした。

洗濯機をベランダ側に置きたいって言うんです。
ここにあると手をつきやすいからと。

でも私はやっぱり
「水どうすんのよ!」と怒っているのです。

私はそこに別の何かを置きたいようで、コンロだったかな?

でもその夢ではなんとか工夫して洗濯機とコンロを設置している夢でした。



小さい頃から母とは仲が悪いとは言いませんがなんとなく合わない。
教育にすごくお金をかけてもらったのに、そこにあまり感謝をし切れない私がいました。

大学も実家から離れた場所を選びすぐに結婚して、親と住んだのは高校を出るまでの18年間。

そんな私が、父が亡くなったあとの母の介護で二人きりの生活をするなんて、皮肉だなぁと感じていました。

母も叶うものなら弟との生活が良かったんじゃないかな。
弟は35で結婚するまでずっと世話になってましたし。


そんな母と私の生活ですが、意外と穏やかにのんびり暮らしていたんですよ。
言い合いにはならないんです。
私のほうが圧倒的に強いのです。

でもそんな言い合いになるような出来事すらなく、平和に過ごせてたように思います。


ある時期、ちょうど父が亡くなった辺りかな、私は某ファストフード店で深夜働いていました。
夜中の0時から朝の5時まで。

なんでそんな時間に働いたかというと、日中は他のことをしたかったからです。

朝、仕事が終わると私は社割で朝マッ◯を買って帰っていました。
家に着くとそろそろと起き出す母がいて、あれって車の音でわかるのかな、私が玄関を開けるといつも「おかえりー」と声をかけてくれました。

部屋をのぞくと丁度、手すりを握りながらやっとこさベッドに腰を掛けた母がニコニコとこちらを見ていました。
「トイレ行きたくて起きたよ」と本当にニコニコしながら言ってくるんですよね。
もうそれがおきまりでした。

それから2人で朝マッ◯を食べるのが、地味な日常の中の幸せでした。

母はやっぱり「美味しいねー美味しいねー」と、本当に嬉しそうに美味しそうに食べてくれていました。


懐かしい
もう戻らないんですね


私はその後2時間程寝てまた出かけるのですが、そんな毎日も今では良い思い出になっています。


母が亡くなって3ヶ月くらい経ったとき、私からの喪中ハガキを受け取った父方の叔母から手紙が届きました。

私の母は、その世代では珍しいくらいに明るくスポーツ万能で走り回ってた人だったのですが、歩けなくなってから一気に弱くなりました。

父が亡くなったあと、母の様子を叔母が見にきたときにしきりに私のことを

「全部やってくれるからありがたい」
「でも寝る時間がなくて夜中も働いてて」
「全然寝てなくて可哀想や」

と涙をこぼしながら言ってたよ
その姿が忘れられないんよ

と書かれていました。



そうやったんやー
そんなこと思ってたんやー
ごめんなぁ


つかさぁ



直接言わんかいっ‼️





時間は戻りません。