例えば、ずっと地の果てだとばかり思っていた場所でも、
何度か訪れてくうちに距離感だとか分かってきて、
その気になれば平気で足が向くようになるもの。
あたし的には水上とか野辺山とかもそう。
なんとお恥ずかしい話、姨捨もそんな場所でございました。
まぁ、そんな感じで毎週のように足が向き始めた秩父路。
1日のファーストランに続きまして9日の日曜日、
またしても秩父鉄道沿線へと車を走らせたのでございます。
急行「SL パレオエクスプレス」5001レ C58-363 + 12系4B 上長瀞 - 親鼻(2023/4/9)
この日はホントお天気も良くて、初夏のような青空が広がります。
となれば当然、荒川の河川敷から名勝荒川橋梁を渡る「パレオ」を煽りまくり。
煉瓦積みのクラシカルな鉄橋とSLのマッチングはホント、カッコ良すぎ。
鉄橋の向こう側の木々も新緑を過ぎたのか、緑が濃くて4月とは思えない雰囲気。
減煙なのが唯一残念なのですけれど、それでも気持ち良い青空の下、
辺りの山々に汽笛の音を木霊させながら荒川橋梁を往くシゴハチくん。
こうして見るとなんか、銀河鉄道999が宇宙(そら)へと
旅立ってゆくシーンっぽいですね。
この辺り、長瀞ライン下りとかのレジャーで有名な観光地。
荒川はまだまだ渇水期で今は川の水も少ないのですけれど、
それでも早くもカヤックやラフティングを楽しむみなさまも多くて、
長瀞の観光シーズン開幕もすぐ目の前って感じかしら?
群馬のSL列車が少ない分、今年は秩父鉄道へ足しげく通いそうな、そんな予感。
まもまく貨物列車も運転が再開されますし、通う楽しみも増えていきますわね。