Cleopatra's Dream | 遠くで汽笛を聞きながら

遠くで汽笛を聞きながら

鉄道大好きなあたし、葵ちゃんのブログへようこそ。

週末、秋田の湯沢へと向かったE26系「カシオペア編成」ですけれど、

その返却回送が日曜の白昼に上越線を上がるってコトで本日は久々に群馬遠征。

撮影場所もあれこれ悩んだのですけれど、上越線内で上り列車を撮れる場所って

知ってるようでいてなかなか思い浮かびません。

これまで何度もSL列車の撮影に足を運んだ上越線ですけれど、

基本的に下り列車メインでしたし、上り列車、しかもカマ+E26系13両の長い編成ですもの、

ちょっとやそっとじゃ思いつかないのも当然ですよね?

それでもまぁ、出たとこ勝負ってコトでまずは上りカモレ撮影の定番「上牧S字」へ寄り道。

列車通過の3時間前ですけれど、すでに数名の方がスタンバイ。

長大編成のカモレにはドンピシャな場所ですけれど、13両がどう見えるかは未知数。

てことであっさりスルーして北上を続けます。

諏訪峡にはSL列車と両撮りを狙うみなさまで既にすずなりで、

チラ見程度でここもスルーして、計画通り鹿野沢へと車を走らせます。

現地に到着すると予定通り計画通り人っ子一人おりません。

やっぱりロケーション的にこういう場所は穴場かもしれませんわね。

それでも最終的には15人くらいの同業者さんが参集して満員御礼でございましたわ。

 

 

 

団臨「カシオペア紀行・湯沢」号 返却回送  回9838レ

             EF81-139 + E26系12B  湯檜曽 - 水上

 

まずは本務機の“ちょい望遠画”でございます。

今回の「カシオペア紀行・湯沢」号を牽いたのは田端のEF81-139でございます。

田端のパーイチと言えば、流れ星マークのいわゆる「北斗星色」が思い浮かびますけれど、

今回の139号機はそんなマークもない、一見、かなり地味なカマでございます。

それでも田端機ではかつて消滅した「JR東日本色」に身を包み、

双頭連結器を装備する、それなりにレアなカマなのでございます。

そう思えば、虹釜とかパイパイのがネタ的には破壊力高めですけれど、

これはこれで地味にネタっぽい編成かと。

 

 

 

団臨「カシオペア紀行・湯沢」号 返却回送  回9838レ

             EF81-139 + E26系12B  湯檜曽 - 水上

 

補機は“ちょい広角画”で狙い撃ち・・・てかこのポイント、これしか撮りようないもん。

列車通過の1時間くらい前までは青空が広がってくれてたのですけれど、

時間とともに雲が湧いてきて、最終的には真っ白になっちゃって残念無念。

しかもカマとE26系の連結部分のところに架線中きちゃってヘビーローテンション。

条件的に画角で調整のしようがこれ以上ありませんでしたので致し方ありませんわね。

それにしても鹿野沢のこのポイント、周辺の木々がすくすくと成長してくれてて

年々撮影しづらい感じになってきちゃってます。

以前は画面の右側、もっと奥まで見通せたんですケド。

それでも山深い上越国境的な雰囲気は十分感じられるポイントってコトで、

あたし的には大好きなポイントなのです。